江東区豊洲6丁目の3.2haの大規模開発
「東京ワンダフルプロジェクト スカイズ タワー&ガーデン」
豊洲駅を降りると、2000年代に入って一気に進んだ街づくりのスピードに驚かされます。建ち並ぶオフィスビルとタワーマンション群。ららぽーと豊洲をはじめとする大規模商業施設。街はウォーターフロントの人気街区へと見事に変貌を遂げました。東京ウォーターフロントの次の開発エリアとして注目されているのが豊洲ふ頭の街づくりです。豊洲ふ頭は、晴海運河と東雲運河に挟まれた四方運河に囲まれた広大なゾーン。2011年には、豊洲グリーン・エコアイランド構想が江東区によって定められ開発の方向性が示されました。その中の約3.2haにおよぶ広大なエリアのうち約46%の緑地空間を確保し、分譲がスタートするのが「東京ワンダフルプロジェクト スカイズ タワー&ガーデン」です。
同プロジェクトは、三井不動産レジデンシャル、東京建物、三菱地所レジデンス、東急不動産、住友不動産、野村不動産の大手ディベロッパー6社が建物売主(土地売主は東京電力)ということで立地だけでなく、商品企画でも注目を集めています。
現地を訪ねると、3方向に羽がのびるような形状のスカイズ タワー&ガーデンのスケール感のある建設現場が目に入ります。西ウィング、東ウィング、南ウィングの3方向に建物がのびるトライスタータワーのフォルムを採用。総戸数1,110戸の規模で約150mの高さの外観は、湾岸エリアの新しいランドマーク的な存在になるでしょう。翼を広げたような建物内部からはそれぞれ、富士山・レインボーブリッジ、都心・スカイツリー、東京湾・ゲートブリッジの各方向のビューが楽しめます。
ロケーションの魅力としてさらに感じたのが、敷地隣接地に豊洲六丁目公園があり東雲運河や東電堀の水辺など自然の溢れる憩いの空間が身近にあること。約1年にわたる生態系調査では植物が277種、昆虫が284種、鳥類は34種確認されており、動植物の生息空間としてのポテンシャルも備わっています。
トライスター型の特徴である、広い空地スペースを活かし同プロジェクトでは、中高木を約2,200本敷地に植えるなど広大で開放的なランドスケープデザインが施されます。
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