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夏になってからでは遅い!? 髪と頭皮のUV対策(2ページ目)

紫外線は1年中髪と頭皮にふりそそぎ、ダメージを与えます。「夏になってからでいいんじゃない?」と思っているアナタ! その考えを改めましょう。髪と頭皮がダメージを受ける紫外線の恐怖と、対策についておさらいします。

執筆者:All About 編集部

10~14時は、特に注意したい時間帯

髪と頭皮のUV対策は、4月~10月ぐらいまでしっかりとした対策が必要

髪と頭皮のUV対策は、4月~10月ぐらいまでしっかりとした対策が必要

髪と頭皮に悪影響を及ぼす紫外線。1年のうちでは、4月ごろから対策を始め、10月ぐらいまではしっかりとしたUV対策が必要でしょう。1日のうちでは、UVインデックスがピークを迎えるのは11:00~12:00ごろで、10:00~14:00の間は注意が必要です。

 

2012年6月20日の時別UVインデックス(観測地:茨城県つくば)undefined※気象庁HPのデータを基にして作成

2012年6月20日の時別UVインデックス(観測地:茨城県つくば) ※気象庁HPのデータを基にして作成(クリックで拡大)

曇りの日でも、前ページで紹介した通り、雨が降った翌日は特に注意が必要です。快晴時の紫外線量を100とした場合、晴れは95、薄曇りは90、曇りは58、雨は38となります。次のような対策がおすすめです。

UVカット効果のあるトリートメントを使う

毛髪や頭皮の日焼けを防ぐには、UVカット効果を謳うトリートメントを使いましょう。髪につけるだけで、頭皮のUVカットにも効果的です。シャンプー後に使うもの(トリートメントやコンディショナー、リンスなど)やスプレータイプでお出かけ前に使うものなどがありますので、あなたの頭皮に合うものを探してみてください。

帽子、日傘を使う

帽子や日傘を使うことで、紫外線から髪と頭皮を守ることができます。紫外線をほとんど通さない黒い色のもの、UVカット機能をうたう商品を使うとより安心です。

紫外線が強い時間帯は外出しない

1日のうち、紫外線の影響が強くなる時間帯は、11:00~12:00ごろ。可能ならば、紫外線が強い時間の前後(10:00~14:00ごろ)は外出を控え、外で紫外線を浴びないことをおすすめします。

浴びた紫外線の悪影響は、身体に蓄積される!?

皮膚の話になりますが、日焼けしてシミが出始めるのは20歳を過ぎてから。これは、子どものころに浴びた紫外線の影響だと考えられています。浴びた紫外線は細胞内に蓄積されていき、抜け毛・薄毛・白髪の原因となる可能性が高まります。若いうち(できれば子どものころ)からUV対策した方がよいでしょう。

余談になりますが、60歳を過ぎると皮膚ガンになるリスクが高まるという説があります。細胞内にあるDNAは紫外線を浴びると、細胞一つあたり数万ヵ所もダメージを受けるとされ、身体の免疫力が高い人は6時間で修復されます。

しかし、免疫力が落ちると未修復のDNAが体内に蓄積されていき、これが原因となってガンが発症するといわれています。食事バランスや生活習慣を見直し、身体の免疫力を高めることも美髪を生む健康な頭皮を維持することにつながるでしょう。

梅雨時期も、美髪のために紫外線対策を怠らないようにしましょう。

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