梅雨のうねりはダメージが原因
雨の日が続きジメジメとした梅雨の時期。髪がうねってスタイリングが決まらない……。「湿度が高いからしょうがない」と諦めている方も多いと思いますが、実は梅雨の時期に髪がうねるのはダメージが原因。髪のダメージと聞くとパサつきなどの「潤い不足」が連想されますが、湿度が高い時に髪がうねるのは、キューティクルにダメージのある髪の症状。「うねる髪=ダメージヘア」という事が言えるのです。
ダメージヘアは水分コントロールが出来ない
健康な髪は乾いた状態で約10%の水分を含んでいますが、髪を濡らすことで水分が内部に侵入。シャンプー時などは最大で約30%まで髪の水分量は上がります。髪はキューティクルを開いたり閉じたりすることで、髪内部の水分量をコントロールしていますが、ダメージでキューティクルが毛羽立ったり、破損したりすると水分の出入りが自由になってしまいます。
水分コントロールが出来なくなったダメージ髪は梅雨で湿度が高くなると、外気の水分を吸収。必要以上に水分を吸収した部分が膨張して髪がうねるのです。
また水分コントロールが出来ないという事は、いくらコンディショナーやヘアオイルで水分を与えても保持することが出来きません。空気が乾燥すると必要な水分まで出て行ってしまいます。冬のパサつきも、梅雨のうねりもキューティクルのダメージが原因なのです。