やる気が出ない!の原因と治療法
暑いし忙しいし……。自分に言い訳していませんか?
「ピンインを学び、発音を覚え、挨拶言葉もいくつかはマスタ-! 中国語なんて漢字使ってるし簡単じゃない!」
実際にこうおっしゃる方は多いです。
でも、やはり壁が出てきてしまうのです。
いくつか原因を挙げてみます。若干辛口なところもあるかもしれませんが、ご容赦ください(笑)。
なお、下に挙げた意見は、実際に私が見聞きしたものです。
■ピンイン通りに発音しても間違っていると先生に言われる! もう嫌!
間違っていると言われる理由は、あなたの発音がやはり間違っているからなのです。録音をしていますか? ちゃんとCDと聞き比べていますか?
先生に、何がどう間違っているのか聞いてみましょう。答えられない先生だったら、先生を探し直すのも方法です。発音に関しては、感覚と理論と、両方伝えられる先生がベストです。
■文法が英語と近いはずなのに時間や場所が前に来る! 意味不明!
英語と同じなのは、SVOの並びだけと考えていた方が精神衛生上良いです。そしてこれは、英語も中途半端な方に多いセリフです。同じなのであれば、わざわざ違う発音体系や語彙を持つ必要もないですよね。これを機に、発音も英語の干渉を受けていないかどうか、確認しましょう。やはり、録音が有効です。
■何から手を着けていいか分からない! もうやーめた!
まずは、レッスンに通われているのならば宿題を、独学ならばお持ちのテキストを一番始めからやり直しましょう。毎回つまずくところまで進めたら、そこで初めて別のテキストを見てみたり、ネットで検索したり、先生に聞いたりといった方策を採ればよいのです。
■先生が合わない! あの先生じゃうまくならない! 変えようかな……。
本気でそう感じるのなら、早く変えましょう。特に成人してからの学習は余計なところに労力や時間は使えません。ある程度のお金でどうにかできるのであれば、悩んでいる時間がもったいないです。
しかし! 先生が合わないと感じる理由は何ですか? 今一度、振り返る意味のある箇所だと思います。
■リスニングが伸びない……。自分の耳は外国語に向いてないのかな。
その音源を何回聴きましたか? 10回や20回で聞き取れるようになるならば、教室も先生もいりません。特に、中国語のリスニングは数が大事です。少ない量を、暗誦出来るまで聴きましょう。また別の記事でお伝えしようと思っていますが、スマートフォンアプリを活用して習慣を作り上げることで解決できるかもしれません。
次のページで、その他の要因を見ていきましょう!