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保育園での仕事の流れ(後編)(2ページ目)

保育士試験を受験される方は、まだ保育園に関わる機会のない方がたくさんいらっしゃると思います。保育園での保育士の仕事を、一日の流れを追いながら、なるべく具体的にご紹介します。前編に引き続き、今回は後編(お昼寝から降園までの流れ)です。

ながみね あき

執筆者:ながみね あき

保育士試験ガイド


13:30 職員会議

午睡の保育室に一人ずつ保育士が残り、それ以外の職員はこの午睡の時間中に会議やデスクワークをします。

毎日の会議では、こんなテーマで話し合いをします。

  • 月案、週案、日案の報告(翌日はどこで何をして過ごすか、など)
  • 保育中に気付いたこと、気になることなどを報告、相談
  • 行事の打ち合わせや準備 など
  •  
会議が終わると、
  • 各家庭の連絡帳への記入
  • 日誌の作成
  • 翌日の保育案の作成
  • 翌日の保育で使用するものの準備
などをします。

保育室で午睡の番をしている保育士も、この時間に同様の仕事をします。

このデスクワークの量はたいへん多いです。上記以外にも、年間を通した発達の記録(もちろん担当の子ども一人ひとりについて)や、行事の企画書などもあり、午睡の時間だけでは全く足りないのです。ほとんどの保育士が、サービス残業か持ち帰り仕事をしていました。


15:00 おやつ(早番退勤)

14:45から、こどもたちを起こし、トイレ→お着替え→おやつです。

早番保育士はここで、遅番保育士と交代します。

遅番保育士は、11:00に出勤してデスクワークをしており、15時から保育に入ります。


16:00 室内(園庭)遊び・順次お迎え、降園

お迎えまで、自由に遊んで過ごします。自由に遊ぶということは、保育士が関わらずにほったらかしにすることとは違います。

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ときには一人で遊びたいの

保育士は、子どもの遊ぶ様子から、子どもの興味・関心を汲みとり、遊ぶ環境を整えたり、自由な遊びがさらに発展するきっかけを作ったりします。

逆に、一人で静かに集中しているなというときは、あえて直接的な働きかけをせずに一人の世界を守ってあげたり……常に『ねらい』をもって子どもと関わっているのです。

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