ワースト3/「宿題、やったの?」

子どもが反発する親の言葉ワースト3

子どもが反発する親の言葉ワースト3、わかりますか?

この言葉を言われて、がぜん宿題をやる気になる子どもをまだ見たことがありません。「宿題、やったの?」は、疑問ではなく、反語です。「宿題、やったの?(いや、やっているわけないでしょ! はやく片づけてしまいなさい!)」というようにカッコの中、心の中の言葉を子どもは敏感に感じ取っています。

ちなみに「昨日録画した番組、見たの?」とか、「今日やる分のゲームはやったの?」とは決して聞かないですよね。「宿題、やったの?」と言っている親が、宿題を「面倒くさいもの」「苦痛なもの」と決めてしまっているのです。それは子どもに伝わります。まず、宿題は「授業を受ける下準備として必要なもの」、「授業で学んだものを定着させるための大事なこと」、すなわち「学力伸長において大切なもの」という認識を改めて持つといいと思います。そのうえで、「宿題する気になれそう?」と聞くといいですよ。ただ「宿題、やったの?」というように結果だけを追及すると、子どもは自分の気持ちを無視されたように感じ、心を閉ざすか反発します。

子どもも宿題をしたほうがいいことはじゅうぶんわかっています。「宿題する気になれそう?」と聞くことで、子どもは「自分の気持ちを気遣ってくれているんだな」とプラスに受け止めます。
 

ワースト2/「○○ちゃんは、△△なのに、あなたは……」

大切な存在が、自分ではなく他人を認め、比べて自分を低く評価することほど悲しく、腹立たしくなることはないですよね。大人も子どももいっしょです。でも、つい言ってしまうのですね。あからさまな比較でなくても、「○○ちゃんはすごいねえ」と、子どもの友人・知人、兄弟姉妹をほめるのも同じです。「それに比べてあなたは……」という省略されている言葉を子どもは察知しています。

でも、比べるのが悪いわけではありません。過去の本人と比べて、いまの成長した点について感心するのはプラスに働きます。「半年前は全然できなかった算数が、いまは基本問題ならずいぶんできるようになってきたね」というように、感心を言葉で伝えるのです。これは子どもの自信につながります。積極的に伝えたい「比較」ですよね。

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