地元の人に愛され続ける九分の老舗、阿婆魚羹
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店頭の大鍋で作られている名物スープ「魚羹湯」
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大きなテーブル以外に壁沿いの長テーブルも
そんな九分老街でもっとも有名なお店のひとつが「阿婆魚羹(アーポゥ・ユイゲン)」。老街の入口、舊道口(セブンイレブン脇)から入ってすぐ左側。ちょっとした軽食やおやつ、いわゆる小吃(シャオチー)を出す店です。
1950年代から店を開けている、九分の人なら誰もが知る老舗。九分が今のように観光地として賑わいだしたのは、1989年制作の台湾映画『悲情城市』の舞台になって以降。それよりずっと昔から九分の発展を見守ってきた貴重なお店です。
名物料理は魚のスープ
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「魚羹湯」。素材の旨味が溶け出たナチュラルな味わい
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見た目も楽しい「五味粽合魚丸湯」
また、5種類の魚団子が入った「五味粽合魚丸湯」(50元、約170円)もボリューム感のあるひと品。スープのほかに麺やご飯ものも充実しており、つまみ感覚で食べられる小皿料理もあるので、気軽なランチや軽食にぴったりです。
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■阿婆魚羹 (アーポゥ・ユイゲン)
住所:台北縣瑞芳鎮基山街9-11號
TEL:2497-6678
営業時間:8:00~17:00(週末は18時まで)
※1台湾元=3.3円で計算しています(2013.4)