豊島区新庁舎と一体の複合大規模開発
南池袋二丁目A地区再開発「としまエコミューゼタウン」
都心エリアの超高層タワープロジェクトの中で今注目を集めているプロジェクトが「Brillia Tower 池袋」(東京建物 首都圏不燃建築公社)です。豊島区南池袋二丁目A地区再開発「としまエコミューゼタウン」の住宅部分として開発される同マンション。注目を集めている理由に、豊島区の新庁舎と一体となった環境配慮した建物計画が挙げられます。その魅力をレポートします。同プロジェクトが位置するのは、JR「池袋」駅東口から続くグリーン大通りを抜けて徒歩8分の広い敷地。有楽町線「東池袋」駅からは徒歩1分のロケーションです。かつて、日出小学校と木造住宅などがあった約1.0haの区域の高度利用をはかるため、「南池袋二丁目市街地再開発組合」が設立され、事業が進められました。
プロジェクトの大きな特徴は、区庁舎と商業施設、住宅が一体になった建物であることです。1階に区民広場が設けられ、1・2階に商業施設が入り、3階から9階が庁舎部分、10階は中間免震階となり、憩いの屋上庭園豊島の森が設けられます。住宅部分は、11階から49階となります。
財団法人首都圏不燃建築公社と東京建物が組合員として参加。設計・監理は日本設計、外観デザイン監修に隈研吾建築都市設計事務所、ランドスケープデザインにランドスケープ・プラス、施工は大成建設です。
次ページでは、プロジェクトの特徴をレポートします。