中国語/中国語アーカイブ

中国語 日課としてのトレーニング! ~中級編~

初級の文法を終え、順調に中国語検定4級、3級にも合格、さあ2級に挑戦!と思い過去問を見て愕然。まったく分からない!会話はそこそこできるのだけど……。そんなとき、先が見えなくてどうしたらいいのか分からなくなってしまうかもしれません。今回は、その時期をどう乗り切り、中級以上への学習につなげていけばいいのか考えていきたいと思います。

金子 真生

執筆者:金子 真生

中国語ガイド

中級とは

あ

日本でも見かけるような注意ですが……中級の皆さんなら、パッと読めますよね!?


まず、中級とはどのくらいのレベルなのでしょうか。
一般的に中国語検定3級や新HSK4級合格、TECCで500点獲得程度と言われることが多いようですが、わたしはこれだけでは不十分だと思います。検定の受検や合格は学習進度を測るためにはとても効果的ですが、検定に合格してしまっただけで満足していませんか?また、学習年数もあまり当てにはなりません。たとえば、5年勉強をしているとして、その5年の中で中国語学習に割いた時間はどれくらいなのかが大切なのです。
みなさん、胸に手を当てて振り返ってみてください。

中国語ネイティブに発音は正しく届いていますか?
自分の言いたいことを、言いたいと思うニュアンスで伝えられますか?
毎回、自分で用意した「決まり文句」だけで会話の場を乗り切ってはいませんか?


これらについて自信を持てることが、中級レベルと言えるのではないかと 考えています。逆に、検定に合格していなくても、スコアがなくても、これを達成できていれば中級レベルと言えると思います。
また、この段階にある人の口グセは、「会話には困らないのに。。。」です。本当に困っていないのでしょうか。逆にネイティブを困らせているなんてことはありませんか?実際、わたしは今でも困るときがあります(笑)外国語である以上、定型文での会話以外において、困らないことなんてありえないと思うのです。
せっかく思い切って勉強を始めた中国語ですから、もう少しねばって一つ上の表現を手に入れませんか。

この目標に到達するためにはどのようなトレーニングをしていけばいいのでしょうか。次ページ以降で見ていきましょう。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます