知っておきたい用語
■公開範囲Facebookは実名利用のため、プライバシーに関して慎重になりがちです。そのため、投稿やプロフィール項目ごとに、一般公開するか、友達まで知らせるかといった公開範囲を細かく指定できます。
公開範囲は大きく分けて「自分だけ」「友達まで」「友達の友達まで」「一般公開」の4種類があります。自分だけは個人的なメモ用などに使います。友達まではプライベートなやりとりのみを楽しみたいときに、友達の友達までは、他の知り合いを探したいときに設定します(友達の友達=自分が知っている人、という可能性があるためです)。一般公開は通常のブログなどの用途として使いたいときに設定します。いずれも投稿ごとに細かく指定できるので、普段は「一般公開」で、親しい友達と旅行したときの内容は「友達まで」というようにすることも可能です。
また、特定の友達のみに表示させる、または表示させないといったことも可能です。例えば、繁忙期なのに遊んでいることを会社の上司に知られたくない、というときに便利です(許されるかどうかは別ですが……)。
■タグ付け
投稿した文章や写真に友達の名前を入力すると、そのことが友達に通知されます。これがタグ付けという機能です。友達と旅行したときに写真を共有できて便利ですが、プライバシーを気にする日本人には少々使いこなしにくい機能となっています。他の友達が自分をタグ付けしたときに「タグ付けされました」という通知がくるので、こういう機能がある、という程度には知っておきましょう。
■Facebookページ
最近、企業のマーケティングや広報として注目・利用されているのがFacebookページです。これは法人専用アカウントで、ニュースリリースや商品の宣伝、担当者(いわゆる中の人)の独り言などが投稿されます。一般ユーザーは好きな企業のFacebookページをフォロー(いいね!をクリック)すると、自分のニュースフィードに投稿が流れるようになり、受動的に情報を受け取ることができます。また企業にとっては、投稿にどれくらい「いいね!」やコメントが付くかで、商品の注目度を数値化できるというメリットがあります。