パワーポイント(PowerPoint)の使い方/スライドショーの実行

スライドに短い動画を入れて聞き手の心をつかむ(4ページ目)

プレゼンテーションで動画が再生されると、聞き手の注目を集められます。ただし、動画を使うときは再生時間がポイント! PowerPointのトリミングの機能を使って動画を適切な長さに編集してから使いましょう。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド


動画の最後をフェードアウトする

動画をトリミングした結果、どうしてもぶつっと映像が途切れてしまうのが気になるようであれば、「フェードアウト」機能を組み合わせると効果的です。フェードアウトとは、画像が徐々に薄くなって消えていく効果のことです。

「ビデオツール」-「再生」タブの「フェードアウト」の右側にフェードアウトする秒数を指定します。例えば「5」と指定すると、再生終了の5秒前からだんだん映像が薄れて、1コマめの画像と重なって表示されます。
「フェードアウト」の右側の▲をクリックして「05.00」と指定する

「フェードアウト」の右側の▲をクリックして「05.00」と指定する

「再生」ボタンをクリックして、フェードアウトを確認する。同様の操作で、動画がスタートする際の「フェードイン」も設定できる

「再生」ボタンをクリックして、フェードアウトを確認する。同様の操作で、動画がスタートする際の「フェードイン」も設定できる

動画に関するすべての調整が完了したら、必ずスライドショーを実行して、大きな画面でも確認する習慣を付けましょう。

動画はプレゼンテーションを盛り上げる絶好の道具ですが、間違って使うとプレゼンテーションを台無しにする両刃の剣でもあります。動画を使う際には、最初に本当に動画で見せる必要があるのかをじっくり検討することが必要です。次に、動画を使うことを決めたら、撮影したままの状態で使うのではなく、聞き手がわくわくした気持ちで見終えるくらいの再生時間に編集しましょう。

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