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国道171号線沿いに建つ全戸南向きのヴィアージュ夙川外観完成予想図。南面は道路を挟んで阪急神戸線になるので将来的にも採光が妨げられる可能性はほとんどありません |
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ヴィアージュ夙川完成予想図と周辺イメージイラスト。近隣に並び建つ建物がないため、中高層会からは大阪湾や西宮市街の眺望が楽しめます |
西宮市は関西でも有数の人気エリア。先日発表された基準地価でも土地価格が大きく上昇していました。その中でも特に人気なのが夙川エリアです。今回ご紹介するヴィアージュ夙川は阪急夙川駅、阪神西宮駅から歩ける越水町に誕生。9月から入居が始まったばかりの物件です。
市街地の魅力と山手の雰囲気を共に味わえる立地
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大社小学校には越水城の碑文があり、日本最初の天守閣を誇った壮大な城であったことが伝えられています |
現地から国道171号線を越えて北へ歩けば、すぐに傾斜のある住宅地が続き、ニテコ池や大社小学校のある山手エリアになります。逆に南へ行けば阪神西宮駅や市役所、県立西宮病院などがある市街地の中心部で、ちょうど2つのエリアの境界にあるような感じです。校区は大社小学校・上ヶ原中学校なので通学は山手エリアへ、ショッピングや通勤は阪急夙川や阪神西宮など市街地エリアという風に街の多彩な表情の中で暮らせます。また、平成19年春にはJRに夙川駅(仮称)が誕生する予定です。
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現地案内図。山手と市街地の境界となる場所に立地しています |
「旧価格」時代に販売開始されたため価格メリットも
西宮市のように地価上昇している地域では、今から売り出されるマンションと以前に売り出されたマンションとでは、価格が大きく違うことがよくあります。不動産業界で「新価格」「旧価格」と呼ばれるもので、地価上昇が顕著になる前に土地を仕入れ、事業化したものが「旧価格」、上昇後のものが「新価格」とされます。土地価格はマンション価格の3割~4割程度に相当するのが目安なので、その部分が1.5倍や2倍になると販売価格では1.2倍程度になるものが多いのです。
9月に発表された7月1日現在の基準地価調査では本物件の周辺1.5km圏内の基準地価はすべて上昇しており、上昇率は平均2.7%でした。路線価では平成18年1月1日現在で現地西側の国道171号線と南側道路は共に対前年±0%。つまりは下げ止まっていました。これらの指標はあくまで目安に過ぎず、実際のマンション用地では基準地価の数倍で取引されることもあるというのは、
「基準地価で見る!損しないマンション購入」でも書いたとおりです。
ヴィアージュ夙川については土地入手時期は顕著な値上がり前であると考えられ、価格決定も昨年であるため、現在のマンションブームのプレミア分が価格に上乗せされていないと思われます。不動産は2つとして同じものがないため一物一価といわれ、早計に高い安いを論じることはできませんが、マンション購入を検討されている方のひとつの物の見方として、このような価格の見方も覚えておいていただけたらと思います。
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