宅地建物取引士(宅建)試験/宅建試験に合格するための勉強法

宅建試験の勉強法・独学勉強法

宅建試験の勉強において、どのような点に気を付けなければならないのでしょうか。勉強を進めるうえで注意すべき点を解説します。

水野 健

執筆者:水野 健

宅建(宅地建物取引士)試験ガイド

イメージ画像

試験勉強は自分自身との戦い

勉強を始めるようと思ったらまずどのように勉強していくかを決めなくてはなりません。スクールに通うのか、独学で勉強するのかを検討することになると思います。

最近はスクールに行かないと合格は無理だという御意見もあるようですが、私は独学でも十分合格できると思います。独学での合格者も毎年たくさんいらっしゃいますし、そもそも勉強は基本独学だと思います。たしかに独学でテキストを読んで理解しにくい、あやふやなイメージの事柄もスクールにて講義を聴いてしまえばすぐに理解できるものも多く、不明点は質問もできる点ではスクールは便利なのですが、スクールに行ったとしても勉強して、覚えて問題文を処理することが出来るようになるためには自分自身の努力が必要だからです。

ただし「独学」は「毒学」とも言われるようにやり方を間違えていると、合格できないとまでは言えないまでも、かなり遠回りになることでしょう。

独学で進める際の注意点

本屋さんで掃いて捨てるほどある宅建試験の本の中から適当に本を選び、だらだらと読み進め、蛍光ペンを大事そうな所になんとなく色を塗りながら、問題に全く触れずひたすら読み続ける。そして、復習しようと読み直すと全然覚えていないことに愕然とし、無意味にほとんどの文章を蛍光ペンで塗りたくったことで、目がチッカチッカして何が大事だかさっぱり分からない……。こんなやり方だと合格は無理でしょう。

合格をするために、勉強に取れる時間やスケジュールは人それぞれですが、誰にも共通な合格するための勉強の大きな3つのルールを意識して勉強を進めて下さい。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます