北欧若手デザイナーの愛情に満ちた手しごとをかたちに
やさしくて丈夫な布地デザイン、カウニステ

商品たち

コンピューターグラフィックを極力使わず、デザイナーたちがフリーハンドで描く生き生きとした世界をプリントした布地製品からは、使い込むほどにその温かさや愛情がたっぷりと伝わってくる

マリメッコなど不朽のブランドが幅を利かせるテキスタイル大国フィンランドで、近年世界からの注目度がぐんと高まっている2008年創立の新星テキスタイルブランド、カウニステ(Kauniste)。ブランド名は、「美しい」を意味するkaunisと「装飾」を意味するkoristeとをもじった造語で、フィンランドに春が訪れると南国から戻ってくるヒタキのシルエットがロゴマークになっています。

商品

定番商品のひとつクッションカバー。右端の「お砂糖」をモチーフとしたSokeriは発売時からの人気パターン

カウニステのポリシーは、フィンランドや北欧各国の才能ある若手デザイナーたちを積極的に起用して、彼らが手で描く生き生きとしたデザインを、コンピューターグラフィックを極力使わずに形にしてゆくこと。手しごとのぬくもりと北欧らしい色づかいのぬくもりとが合わさって表現されたプリンティング生地や生活雑貨の数々は、誰からも無条件に愛されるやさしさに満ちていて、アイテムが置かれた部屋や所持者のイメージをぐっと柔和にしてくれます。また製品の耐久性や機能性の追求意識も高く、各アイテムの用途にぴったり適った特性をもつ素材の選択や、環境配慮にもこだわりを見せています。

現在カウニステにデザインを提供するのは、ヘルシンキ芸術デザイン大学(現アールト大学)の卒業生を中心とした、約10名の若手デザイナーばかり。なかでも、ブランドの立ち上げ当初から中心メンバーの1人として関わるマッティ・ピックヤムサは、童話作家や国内最大手紙のイラストレーターとしても活躍する注目デザイナーです。彼が最初のカウニステ商品のためにデザイン提供したMaatila(マーティラ)と名のつくキッチンリネンは、現在栄えあるヘルシンキデザイン美術館の常設展示作品として所蔵されています。

2014年に敷地拡張のために移転して再オープンした、
ヘルシンキ市内にある唯一の直営店

店内ようす

白を基調とした清楚な店内には、色鮮やかな商品がよく映える

カウニステの商品は、徐々に日本で北欧デザインを扱うお店が増え、北欧デザイン関連イベントで目にされる機会も増えてきています。2012年に、ヘルシンキ市内に初めてフラグショップをオープンさせましたが、2014年には近所のフレドリック通りに移転。より人通りが多く周囲にもおしゃれなデザインショップが密集するエリアに敷地面積を拡張してリニューアルオープンを果たしました。

商品2

これまでもさまざまなパターンが生み出されてきたキッチンリネンはお土産にも喜ばれるはず

店内の改装やデザインもすべて店員たちで仕上げたという清楚なショップ内では、お手ごろ価格の小さなギフトアイテムから、カウニステの代表作キッチンリネンやクッションカバー、トートバッグ、羊毛ブランケットまで幅広いアイテムが手に入ります。特に、年ごとにオリジナルデザインで制作されるカレンダー柄のキッチンタオルは、毎年売り切れ必至となる大人気作品。

また、直営店ではミスプリントの布地で制作したバッチやポーチ、トナカイ革のお財布など、他では販売されていない限定商品も多数販売されているので要チェックですよ!

雑貨

店内では、カウニステ商品とも相性の良いフィンランド雑貨も売られている

<DATA>
Kauniste Textiles & Design
(カウニステ・テキスタイル & デザイン)

住所:Fredrikinkatu 24, 00120 Helsinki
TEL:+358 50 373 0111
アクセス:トラム3B,6「Fredrikinkatu」下車徒歩2分
営業時間:火~金曜11:00~18:00、土曜11:00~16:00
定休日:日・月曜

※上記データは記事公開時点のものです。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。