alt

ホットクロスバンズ。 焼き立ては格別の美味しさですが、冷めてもレンジで軽く温めればおいしさ復活

3月末から4月にかけて、見頃を迎える桜。日本ではお花見シーズンのこの時期、欧米諸国ではイエス・キリストの復活を祝う「イースター」で盛り上がりを見せます。キリスト教文化圏では、イースターはクリスマスの次に重要といっても過言ではないほど大切なお祭りで、この時期はゴールデンウィークさながらの連休を迎えます。

この時期にはイースターにちなんだ様々な食べ物が登場します。例えばイギリスやオーストラリア、ニュージーランドでは、スーパーやベーカリーには1月下旬頃からイースター関連のスイーツやパン、卵を象ったチョコレートがずらり。今回ご紹介する「ホットクロスバンズ」は、 スパイスの香りが食欲をそそるスイーツブレッドで、シナモンやクローブ、ナツメグなど数種類のスパイスを混ぜ込んだ生地の表面に十字架を象って焼き上げます。イースター時期限定のホットクロスバンズ、ちょっと気になりませんか?

ホットクロスバンズはスパイス配合の生地にレーズン入りというのが定番です。なかには、マーマレードやチョコレートチップ入りのものも。生地はロールパンと食パンを合わせた食感に近く、ふわっとした口当たりです。そのままでも、バターやマーマレードを塗って食べても◎。

飲み物は、濃いめのコーヒーやスパイス入りミルクティーのチャイ、イングリッシュブレックファーストやアッサムなどとの相性がよさそうです。

さて、ここでホットクロスバンズの歴史について、ちょっとお勉強しておきましょう。ホットクロスバンズはイギリスで誕生しました(誕生した時期には諸説あるようです)。伝統的にはレントと呼ばれる6週間に渡るキリスト教の節制期間に食べるパンだったそうですが、現在ではイースターの時期になるとカフェではトーストに代わる朝食の定番メニューに。イギリス人にとっては、春の訪れを感じるパンなのだそうですよ。とはいえ同じキリスト教でも、プロテスタント派が主流のアメリカではホットクロスバンズを食べる習慣がないのだそうです。面白いですね。

復活祭は旧暦に基づいているために毎年若干異なるものの、おおかた4月です。この時期にキリスト教圏のイギリスやニュージーランド、オーストラリアなどへ足を運ぶことがあれば、ぜひスーパーやベーカリーをチェックしてみて。スーパーなどでは山積みのホットクロスバンズが山積みになっているはず。スパイスが好きな人ならハマること間違いなしの美味しさです!

※上記データは記事公開時点のものです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。