YUKI SHIRAHAMA BOTTIERの作品の一例です。シンプルなデザインですが、いかにも持ち主の足元を自然に引き立ててくれそうです。製作者である白濱結城氏の真摯な姿勢が、靴全体から浮かび上がって来ます。こちらはスクエアトウ系の作品の一例。鳩目部から踵へと伸びたバルモラルブローギングが、カチッとした造形に一層映えます。風格があるようで突進力もある、「頼れる靴」のイメージそのものではないでしょうか。上の写真の鳩目の部分をアップしてみました。整然としたブローギングのみならず、パターンの端の革の処理も美しい! 履く人の足のみならず気持ちまで引き締めてくれる、精悍な仕上がりです。前半分にノルベジェーゼ製法を用いたYUKI SHIRAHAMA BOTTIERの作品例です。この製法を用いた靴に暫し見られがちな不躾で荒々しい所が、一切ない! 健全な逞しさと美しさとが高次元に共存しています。1ページ目の一番上の写真の靴の底面です。昨今の誂え靴に求められがちな細いウェストとは、一見異なるようですが…… 光の反射具合を追ってゆくと、非常に凝った底付けが成されていることが解ります!こちらは1ページ目の二番目と三番目の写真の靴の底面です。この種のシェイプを効かせた底付けも当然可能で、靴の性格や履き手の好みに応じて使い分けられます。釘の打ち方や底面の模様の出し方も、ひたすら緻密です。一番上の写真の靴の前部をアップしてみました。ノルベジェーゼ製法特有の側面のチェーン縫いやモカシン縫いのピッチの均一さに驚くばかりです。ここまでやっていただけたら持ち主が一生離したがらない、愛着の湧く一足になるでしょうね。この写真の記事を読む※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。