春野菜を効果的に摂ってダイエット!
つまり、春はデトックス&ダイエットのチャンスというわけ!
そこで今回は、カラダの余分な老廃物の排出をサポートしてくれる春野菜とその食べ方をご紹介したいと思います。
春野菜の効能
春が旬の野菜は、有害な物質を解毒・分解する肝臓の働きをサポートする成分が豊富に含まれています。以下では、デトックスをサポートする春野菜の栄養と調理法などをご紹介します。楽しく&美味しくデトックスしちゃいましょう!春野菜を積極的に摂ってデトックス!
独特のえぐみ=「チロシン」という成分で、老化防止や脳の活性化に効果があります。また、食物繊維が豊富なため、腸を整える効果が高く、便秘の人におすすめです。
調理法「タケノコのおかか和え」
水煮タケノコを食べやすい大きさにカットし、酒、麺つゆを入れて、中火で混ぜながら加熱します。汁気がほとんどなくなったら火を止め、かつお節を加えて混ぜ合わせたら完成です。
■キャベツ
キャベツにはビタミンCがたっぷり含まれているので、美白効果、シミやソバカスの予防、抗酸化作用、コラーゲンの生成に役立ちます。また、ビタミンU(キャベジン)は、胃を丈夫にし胃腸の働きを助けるといわれています。
調理法「アサリとキャベツの酒蒸し」
あさりは洗って一晩砂出ししておき、キャベツは食べやすい大きさにカットし、シリコンスチーマーorフライパンに敷き、あさりを散らします。次に、オリーブオイルと白ワインを回しかけ、15分くらい蒸します。キャベツがしんなりしたら、あさつきを散らして完成です。
■菜の花
βカロテンやカルシウム、食物繊維が豊富。βカロテンは体内でビタミンAに変わり、髪や粘膜・皮膚の健康を維持してくれます。また、葉酸も豊富なため、血行を促進する効果も期待できます。
調理法「菜の花の味噌汁」
菜の花を煮る時間はお好みの硬さで。
■たらの芽
たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいるのが特徴。苦味の成分であるエラトサイドは抗酸化作用に優れ、老化予防に役立ちます。
調理法「たらの芽の胡麻和え」
塩少々を加えた熱湯で色よく茹でて、さっと取り出し冷水で冷まします。水気を切り、薄口しょうゆで下味をつけ、すりごまに調味料を加えて混ぜ合わせます。
■アスパラガス
新陳代謝を活発にするアスパラギン酸が豊富。また、むくみや肝機能をサポートする効果も期待できます。
調理法「アスパラガスの玄米リゾット」
ニンニクのみじん切りとベーコン少々、玄米を少しのオリーブオイルで炒めます。次に、野菜ブイヨンの熱いスープを入れて火にかけ、沸騰したら中火弱にし、小口切りにしたアスパラガスを半分だけ入れ、香りと味をしっかり玄米に染み込ませます。
後は、玄米とスープの様子を見ながら、スープを足してアルデンテに近づけます。最後に残りの小口切りにしたアスパラガスを入れ、サッと火を通して塩で味を整えます。火を止めてから、パルメザンチーズを加え、大きく混ぜ合わせたら完成です。
ポイントは「野菜×タンパク質」の組み合わせ
基本的に旬の食材はすべて体にとってよいものです。野菜は、じゃがいもなどの炭水化物の多いもの以外、特にカロリーは気にしなくてもOK。かさ増しにも役立つので、蒸したり、茹でたり、パスタの変わりに活用するなど工夫しましょう。ただし、いくらヘルシーな春野菜でも、野菜だけの食事では栄養バランスが悪くなってしまうので、たんぱく質(魚、肉、卵、大豆製品)を一緒に摂るようにしながら、無理のないダイエットを実践していきましょう。