貝料理もバリエーション豊富

はまぐり、赤貝、ミル貝、マテ貝、ホタテ、牡蠣、ムール貝……。生け簀に入っている貝の種類も沢山ありすぎて迷ってしまいます。

巻貝

爪楊枝で貝の中の身を引っぱり出すのも楽しい巻貝のスチーム。

おすすめメニューはホッキ貝やミル貝などのしょうが炒め、そしてサバ州ではシプッタリッ(Siput Tarik)と呼ばれる巻貝のスチーム。貝の名前がわからなくても大丈夫。食べてみたい貝を指差して伝えれば、注文担当のスタッフがそれぞれに合った調理法を勧めてくれます。

貝料理を食べるときに注意が必要なのが赤潮の時期。年によって期間や度合いは違いますが、年によっては12月~5月の間での一ケ月~数ヶ月、コタキナバル近海で赤潮が発生することがあります。この時期に大量発生するプランクトンの中には、貝類の体内に蓄積され人間が食べると貝毒と呼ばれる中毒症状を引き起こすものがあります。

シーフードレストランではその時期は安全が確認されている他地域で採れた貝のみを提供するなど対策がとられていますが、赤潮発生からしばらくの間は念のため貝類の摂取は控えることをおすすめします。毎年赤潮の発生が確認されると漁業局から警告が出ますので、赤潮発生中かどうか心配な方は、コタキナバルの観光局、旅行会社、ホテルやレストランなどの現地スタッフにご確認下さい。

野菜炒めにご飯もの! シーフード以外も加えてバランスよく

シーフードだけだと飽きちゃうし、ただでさえ野菜が不足しがちなマレーシアでの食事、野菜料理も一品頼むと緑の彩りが添えられて全体のバランスが良くなります。

サバベジ

サバ州名物サバベジはぜひご賞味あれ

野菜料理は基本炒め物で、素材を選んで味付けを指定するという流れはシーフード料理の注文と同じです。数ある野菜の中から一品頼むなら、ぜひ食べていただきたいのが「サバベジ」ことサユール・マニスのガーリック炒め。このサバベジは厳密には野菜というより低木の新芽の茎部分なのですが、マレーシアでもここサバ州でしか食べられていないことからサバ州の野菜=サバベジと呼ばれており、コタキナバルのどのシーフードレストランでも大抵置いてあります。アスパラガスのようなシャキシャキした歯ごたえが絶品です。

他にも野菜料理を頼むなら、マレーシアらしい味付けのカンクン・ブラチャン(空心菜のエビペースト炒め)やサユール・リチンと呼ばれるつるむらさきの仲間の粘りのある葉っぱのガーリック炒めなどもおすすめ。サバベジの葉っぱを卵と炒めてもらうのも茎の部分とはまた違った味と食感が楽しめます。

多くのお店はシーフードだけじゃなく豆腐料理や鶏肉料理などもありますので、魚介類アレルギーやシーフードが苦手な方もご一緒の場合はそういったメニューもチェックしてみて下さい。

ディナーの〆にはやはりご飯もの。白ご飯も頼めますが、こちらのお米は長粒米で日本のお米よりパラパラしているので、おすすめはナシゴレン(炒飯)。ミーゴレンなどの麺類も頼めます。

飲み物やサイドメニューは別注文

以上のような料理のオーダーは水槽のところで料理のオーダー専門のスタッフが注文をとり、飲み物は席についてから別の店員さんが聞きに来ます。

シーフードレストランでお酒といえばビール。タイガー、カールスバーグ、ギネスなど、大抵数種類の銘柄から選べます。お店によっては紹興酒やワインを置いてあるところもあります。ソフトドリンクはコーラなどの缶ジュースや果物から作るフレッシュジュース、ココナッツなどがあります。中国茶(甘くないお茶)は一人RM1程度でお替わりし放題です。

次ページで紹介するカンポンアイルの場合はシーフードレストランの周りに屋台があり、サテー(マレー風焼鳥)、チキンウィング(手羽先の炭火焼)、オイスターオムレツ、餃子など、シーフードレストランとは別会計で注文出来ます。こちらは屋台のスタッフに直接オーダーすれば、ちゃんと座席を覚えて出来上がった料理を席まで持って来てくれるので、その際に直接代金を支払います。

お店によってはデザートにココナッツプリンが売られていたり、大人数だとフルーツの盛り合わせが食後のサービスで出て来たりすることもあります。

>>どこで食べる? おすすめのシーフードレストラン