ネイチャーツアーの拠点、日本との関わりも深いサンダカン 

サンダカン

展望台からみたサンダカンの街並み

ジャングルクルーズで有名なスカウやビリット、ウミガメが産卵に来ることで有名なタートルアイランドことセリンガン島、ダイビングリゾートのあるランカヤン島などに行く場合はコタキナバルからまず東海岸の街サンダカンに移動する必要があります。

コタキナバルからサンダカンまで飛行機で約45分。バスで移動することも可能ですが、片道6~7時間かかり、風景もプランテーションばかりで退屈なので、陸路にこだわる方以外は飛行機利用をおすすめします。

サンダカンの街は海に面して古くからの市街地があり、そこから空港へ続く大通り沿いにも所々商店街があります。近年は「ウォーターフロント」とよばれる市街地の海沿いのエリアが再開発され、2012年には初の外資系ホテル「フォーポイントbyシェラトン」がオープンするなど、街の様子も年々変わりつつあります。

サンダカンといえば戦前からゆきさんが暮らした街として、小説「サンダカン八番娼館」の舞台になった場所でもあります。戦争で街は焼けてしまい当時を偲ぶ建物はほとんど残っていませんが、街を望む丘の上には、からゆきさんたちの眠る日本人墓地が残っています。

また第二次世界大戦中サンダカンは日本軍の占領下にあり、デスマーチ(死の行進)と呼ばれる日本軍による連合軍捕虜の虐殺が行なわれた場所でもあります。郊外の捕虜収容所跡地は現在戦争記念公園になっています。展示の解説は英語とマレー語のみですが、日本人にはぜひ時間をとって訪れてほしい場所です。

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■サンダカン戦争記念公園
サンダカン市街地よりタクシーで20分程度
開園時間:9:00~17:00
入場料:無料

サンダカンを訪れる方が皆さん立ち寄るのが、セピロック・オランウータン・リハビリテーション・センター。プランテーション開発や密猟などで棲む森を失ったり怪我をしたオランウータンたちが保護されて、野生に戻るためのリハビリを行なっている施設です。見学の時間は一日二回で時間が決まっているので、それに合わせて行くことをおすすめします。

サンダカンの街からは離れているのでタクシーで行くのが効率的です。
セピロック

セピロックでのオランウータン見学の様子

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■セピロック・オランウータン・リハビリテーション・センター
サンダカン市街地よりタクシーで40分程度、空港よりタクシーで20分程度
開園時間:9:00~12:00(金曜は~11:00) / 14:00~16:00
オランウータン見学の時間は 10:00と15:00の一日二回
入場料:大人RM30、18歳以下RM15
TEL:089-531180

サンダカンの街からさらに足を伸ばして、サバ州最長の川キナバタンガン流域もネイチャーツアーで人気のエリアです。スカウ、ビリット、バトゥプティなどの村を拠点にホームステイ、B&B、ロッジなどが整備され、リバークルーズなどのアクティビティが用意されています。運が良ければ、野生のオランウータン、テングザル、ワニ、ボルネオゾウなどの生き物達に出会えます。

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