密かなブームになりつつある、騙し合いのゲーム
たくさんの人数を集めるのは難しいので、オンラインで遊んでいる人もかなりいるようです
基本的にはある程度まとまった人数で遊ぶもので、多くの場合は10人前後、あるいは20人以上で遊ぶことも可能です。そしてこの人達が、自分たちの中にいる人狼をあぶり出して処刑するために、推理をして、騙し合いをして、カマをかけて、疑われて、すったもんだするというゲームなのです。
そう聞くとちょっと怖いように感じるかもしれませんが、これが1度ハマるとその魅力に取り付かれて離れられなくなります。その面白さは、ゲームの面白さではなく、人間の面白さなのです。
人狼は、この中にいる!
夜のターンは、周りが動いても分からないように机を叩いてプレイしたりします。意思疎通は基本的にジェスチャーです
ゲームは昼のターンと夜のターンがあり、GMの司会にそって進んでいきます。夜のターンになると、全員うつ伏せになって周りが見えないようにし、GMに誘導された人狼だけがこっそりと起き上がり、どの村人を食べてしまうか決めます。
昼のターンになると、村人のうち誰が人狼に食べられてしまったかがGMから告げられ、その人はゲームから脱落。今度は村人達が話し合いを始めます。自分たちの中で誰が人狼なのかを議論し、投票などで1人を選んで処刑します。処刑された人も食べられた人と同様にゲームから脱落。1人を処刑するとまた夜のターンがやってきます。
このように夜のターンと昼のターンを繰り返してどんどん人が減っていき、最終的に村人が人狼を駆逐するか、人狼が村を滅ぼすか、というのが基本のルールです。
もちろんこれだけでは、誰が人狼か分かりません。そこで、このゲームには特殊な能力を持つ役割の人が設定されています。