理学療法士/理学療法士とは・試験について

理学療法士(PT)の合格基準と合格率

理学療法士を目指す上で最も気になるのが、国家試験の合格率。近年の傾向などみていきましょう。

野田 卓也

執筆者:野田 卓也

理学療法士試験ガイド

合格基準と合格発表

試験2

目指す上で最も気になるところです。

理学療法士の国家試験合格に必要な点数(基準)はどのぐらいなのか? また、気になる合格率は? 合格基準に加えて、近年やや変化しつつある合格率の傾向とその対策をご案内します。



合格基準

単純に点数を取れば合格と考えがちですが、その考えは、半分当たっていて、半分間違ったものです。どういうことなのか? 以下に、詳細を説明いたします。

合格基準1
  • 一般問題を1問1点(計160問160点満点)
  • 実地問題を1問3点(計40問120点満点)
これに加えてさらに下記の条件を満たした者を合格としています。

合格基準2
  • 総得点 満点280点に対し、168点以上
  • 実地問題 満点120点に対し、43点以上
つまり、大事な事として、上記2つの条件を満たさなければならないということです。仮に総得点が170点だとしても実地問題が40点以下なら不合格ということになります。

合格発表

H25年現在、合格発表は平日の3月最終日に厚生労働省ホームページにて行われます。厚生労働省ホームページには『国家試験合格発表』というページがあり、ここにある『理学療法士国家試験』の項目がこれに該当します。

発表の時間は14:00以降となりますが、この際、サイト表示が非常に重くなり、なかなか確認できず、イライラしたことを私自身の体験からよく覚えています。やや気持ちも焦りますが、落ち着いて再読み込みを繰り返してください。きっと、努力した結果がしっかり表示されると思います。

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