合格率は?

理学療法士国家試験の合格率は、昭和59年から平成19年までの30年近く、90%以上が当たり前となっていましたが、ここ数年、問題の傾向に変化がみられるようになっており、以下のような合格率になっています。
  • 平成20年実施の第43回国家試験では86.6%
  • 平成23年実施の第46回国家試験では74.3%
  • 平成24年実施の第47回国家試験では82.4%
要因として養成校急増による受験者数増加によって、理学療法士の供給過多になり、問題を難しくしているなどの話を聞きますが、本質的には、未だ超高齢化社会に対応する施設、設備等はまだまだ不足しており、この支援に準ずる理学療法士もまた、不足している状況ですので、それが原因とは言い切れない部分もあります。

また、私見ですが、理学療法士が供給過多であれば、国家試験自体、相対評価形式の試験となり、成績上位者優位の試験になると思っています。そうではなく一定の点数をとればよい絶対評価形式ですので、まだまだ、難易度としては低い部類の試験ではないでしょうか。

合格するために

試験3

全ては地道な努力です。


理学療法士を目指す事を考えると国家試験の合格率は確かに気になるところであり、前述したように合格率が段階的に下がっていることも事実です。それに伴い自分が合格できるのか? といった不安は多々あると思います。しかし、私個人の体験上、勉強の得手不得手は関係ないと思っています。

これは、理学療法士になる為の養成校選び(2)でも述べましたが、大切なことは、入学時のスタートラインは皆一緒ということです。

国家試験当日、会場に集まる受験者には養成校の3年カリキュラム、4年カリキュラムの違いはあれど過去に平等に与えられた勉強の時間が存在しています。その中で余裕を持って試験に挑める人は、1年時からコツコツ準備をし備えてきた人です。備えてきた人には、高い確率で合格できる試験であることに変わりはありません。

合格のための近道。それは日々の努力それ以外の何物でもないです。

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