春に飲みたい、ロゼのスパークリングワイン5銘柄(3ページ目)

ジャン・ピエール ロゼ

生産者　デ・ボルトリ
ヴィンテージ　NV（ヴィンテージ表記なし）
産地　ニューサウスウェールズ州リヴェリナ地区　(オーストラリア)
品種　シャルドネ、シラー
アルコール　11%
税込参考小売価格　1596円
輸入会社　ファームストン

ほんのりとストロベリーのような香りがあるけれど、味はほろ苦さが効いたさっぱり目のスパークリングだ。ビールや発泡酒が大好きなあなた向けの一本である。

この『ジャン・ピエール ロゼ』はラベルがお洒落で、まるでマカロンなどお菓子のパッケージか、香水の瓶のようにも見える。洒落たデザインのワインは卓上やパーティーでも見栄えがいいし、飲んでいて気分がいいものだ。 

コルク栓からスクリューキャップへ？

これはコルク栓だから普通にポンと開けて楽しめるけれど、ジャン・ピエールには白のスパークリングもあって、実は白は去年、コルク栓から「世界初のスパークリングワイン用スクリューキャップ」に切り替えて発売された。
スクリューキャップはワインのフレッシュさと泡を完璧にキープしてくれるけれど、これまではスパークリングには使えなかった。そこで、このワインの生産者デ・ボルトリ社が国際的な大手製栓メーカーと協力して、なんと5年もかけて共同開発した。

いずれはこのロゼも最新スクリューキャップになって発売されるかもしれない。どこへ飛ぶか分からないコルクと格闘するのも楽しいが、プシュッと簡単に開閉できればその方が簡単で便利というものだ。

このワインに合わせる料理

ロゼは白ブドウ（シャルドネ）と黒ブドウ（シラー）を使っていて、口に含むと果物の柔らかい香りがあり、かんきつ類に似たほろ苦さや酸味が一緒に楽しめる。アルコール度数も控えめなので飲み心地がとても軽やかで、キレがいい。

ゴクゴク飲めるから、ワインだけで楽しんでもいいし、さっぱりした料理全般とマッチするし、魚介類とくに貝類や甲殻類など、口の中をさっぱりさせたい食材にも合うだろう。