春に飲みたい、ロゼのスパークリングワイン5銘柄(2ページ目)

ジェイコブス・クリーク スパークリング・ロゼ

生産者　ジェイコブス・クリーク
ヴィンテージ　NV（ヴィンテージ表記なし）
産地　オーストラリア
品種　シャルドネ, ピノ・ノワール
アルコール　11.5%
税抜参考小売価格  1,785円
輸入会社　ペルノ・リカール・ジャパン

苦いのはキライ！ だけど甘ったるいのも好きじゃない……そんな欲張りなあなたのための一本。フルーツにかぶりついたようなジューシーさがある一方で、さわやかな風味も兼ね備える『ジェイコブス・クリーク　スパークリング・ロゼ』だ。 

ブレンドがもたらすバランスの良さ

オーストラリア各地の畑で、涼しい夜間に収穫した白ブドウ（シャルドネ）と黒ブドウ（ピノ・ノワール）を、バランスよくブレンド。このブレンドで、暖かい畑からはストロベリー的なふくよかさ、涼しい畑からはレモンのような爽やかさが加わる。乳酸発酵を経ているので酸味が穏やかで、口に含むたび柔らかなフルーティーさが楽しめるチャーミングな味わいである。

ジェイコブス・クリークは、酒類企業として世界最大級のペルノ・リカール・グループのブランド。日常ワインの品質から安心できる銘柄で、全般に生産量も多いため手に入りやすい。

また同社は最近では、ジェイコブス・クリークの醸造家が日本人とコラボして鮨に合う白ワイン『わ』を開発するなど、ユニークな試みが話題になっている。

このワインに合わせる料理

このワインは苦みを抑えて果実感を際立たせているので、辛口ワインは苦手という人でも飲みやすく、さらに幅広いスタイルの料理と合うといえる。

白身の肉、少しコクと甘みがある肉じゃがなどの和食、中国料理などのエスニック料理全般に重宝する。少し辛味の効いたカレーに合せても、柔らかな味わいが口中を鎮めてくれるはずだ。