映画/映画関連情報

遊び心満載の楽しいタランティーノ映画10選!(3ページ目)

作品を発表するたびに話題になるクエンティン・タランティーノ。新作『ジャンゴ 繋がれざる者』では西部劇に挑戦。いつも冒険心と遊び心を忘れない彼の映画を追いかけてみました。ビデオショップ店員から人気監督へと登りつめたタランティーノ。彼の映画のおさらいをしてみましょう!

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド



TV業界でも大活躍するフットワークの軽さも魅力!


ちなみにタランティーノは、TV業界との関係も深く、『レザボアドッグス』で監督デビューしたあと、あの「ER 緊急救命室 (第1シーズン)」(24話)と「CSI:5 科学捜査班」(24&25話)の監督も担当。特に「CSI:5 科学捜査班」の前後編は高視聴率でエミー賞候補にもなりました。日本でも人気があった「エイリアス/2重スパイの女」には出演もしています。
ほか、『パルプ・フィクション』のあと、映画仲間と作ったオムニバス映画『フォー・ルームス』もあり、映像世界で軽やかに活動できるところもタランティーノの魅力のひとつでしょう。

「CSI:5 科学捜査班」24&25話(2004~2005年度作品)

ラスベガスを舞台にを科学捜査を駆使して解決していく犯罪サスペンスドラマ。タランティーノが監督したのは24&25話。捜査班の一人が行方不明になり、捜査班の元に届いた映像には、捜査スタッフが監禁されている姿が!タランティーノがこの番組の大ファンで実現したスペシャル。

監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ウィリアム・ピーターセン、マージ・ヘルゲンバーガー、ゲイリー・ドゥーダン、ジョージ・イーズ、ジョージャ・フォックスほか

『フォー・ルームス』(1995年度作品)

大みそかの夜、ホテル・モンシニョールで新人ベルボーイ(ティム・ロス)が、4つの部屋の客に振り回されてしまう物語。困った客たちのコミカルなエピソードが満載。インディペンデント界の才能あふれる監督たちが競演する贅沢な映画です。

監督:アリソン・アンダース(第1話『ROOM 321 お客様は魔女』)、アレクサンダー・ロックウェル(第2話『ROOM 404 間違えられた男』)ロバート・ロドリゲス(第3話『ROOM 309 かわいい無法者』)クエンティン・タランティーノ(第4話『ペントハウス ハリウッドから来た男』)
出演:ティム・ロス、マーク・ローレンス、ヴァレリア・ゴリノ、マドンナ、ジェニファー・ビールス、アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ブルース・ウィリスほか

次のページでは、日本が舞台の『キル・ビル』2部作以降の作品を取り上げます。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます