光の色が変わる!最先端のLEDスタンド
リーフライトは、注目の若手デザイナー、イヴ・ベアールのデザイン。面状に光が出るので、とても実用的です。省エネやリサイクルにも貢献したよく考えられた製品です。ハーマンミラージャパン |
ヘッド部分の角度を変えることで、光の表情が様々に変化します |
リーフライトの優れた点は、光の色温度を調整できることです。色温度というと難しいかもしれませんが、要は電球色から、蛍光色へと、光の色合いを変えられるのです。
この機能によって、仕事や読書には蛍光色、落ち着いた時間を過ごすには電球色というように、生活シーンによって色を無段階で調節できます。照明としては初めて実現された画期的な機能です。
未来の照明が間取りを変える
照明の新技術は間取りを大きく変えていく可能性があります。例えば消費電力の少ないLED照明であれば、充電式のコードレーススタンドをつくることが出来ます。これを自由に持ち歩き、思い思いの場所にパーソナルな空間を確保することも可能になります。さらに、液晶に変わるディスプレイとして注目されている有機ELは、照明の素材としても研究が進められています。壁面や天井に有機ELのシートを張ることで、必要な場所だけを光らせたり、情報を掲示したり、照明+ディスプレイのような器具が登場するかもしれません。
とはいえ、素朴なキャンドルの光が、空間の雰囲気を大きく変えることもあります。照明はそれだけ多彩で面白い世界です。プランニングに部分照明の考えを取り入れることで、その可能性を大きく広げることができます。
【関連記事】
切っても切れない、家族の仕切り方?
彼女をヒロインにする映像空間マジック
ケガを防ぐ!電球交換を考えた照明プラン