バリ舞踊の美しい優美な踊りに酔いしれる
「長い週末があるからバリに行ってみよう」というくらいの軽い気持ちで行ったら大いにハマってしまったバリ。その理由はバリ舞踊の面白さ。「もっと見たい!全部見たい!」という気持ちに勝てず、帰国するやいなや3カ月後の格安航空券を再びポチッとしてしまったすごい踊りたちです。パッと見開いたままで時に左右にリズミカルに動く目、同時に左右に揺れる首、床に足をつける時のつま先を浮かせ方、意識の行き届いた指先の動き、腕や腰の独特のカーブ、そしてきらびやかな衣装。
とにかく動きが多彩。何を見てもはじめて見るものばかり。演目も多く、エンターテイメント性に特化したものもあります。
「この人は踊るために生まれてきたのでは?」というような渾身の踊りをする人もいて目がクギヅケになることも。
ウブド王宮前のインフォメーションセンターで曜日ごとの講演予定表を手に入れられます。毎晩どこかしらで舞台があって、公演場所も徒歩でアクセスできるところがほとんど。日本円にして600~700円くらいであれだけ中身の濃い踊りを見られるのはおトクすぎます。
舞台後、きらびやかな衣装にパーカーを羽織っただけの姿で踊り子さんたちがスクーターで帰って行く姿なんかもバリっぽくて面白いなと思いました。