ココナッツ石鹸の先駆け! ブラットワンギ社

ブラットワンギ・ココナツ石鹸

きめ細かな泡立ちと、泡切れの良さ、豊かで優しいアロマの香り、お肌をしっとりと洗い上げてくれる石鹸は根強い人気です。

バリ島のローカルコスメというといろいろな商品がありますが、旅行者に人気のバリ土産としてココナッツ石鹸があります。今でこそバリ島でも様々なメーカーがココナッツ石鹸を扱っていますが、なんとバリで初めて手がけたのは、日本人女性! それが、今回ご紹介しますブラットワンギ社のココナッツ石鹸です。

ブラットワンギは、「MASACO石鹸」のブランド名(OEM)でJALの機内販売で扱われたことから有名になり、MASACO石鹸の名前が一人歩きした時代もありました。ブラットワンギのココナッツ石鹸はウブドのデルタ・デワタスーパーマーケットやクタのパパイヤ・スーパーマーケットでもレギュラー製品を購入することができますが、直接工房で購入すると若干価格が安く、商品の種類も多いこと、工房限定品やお徳用の切り落としなどもそろっているので、足を伸ばしててでも購入する旅行者が多いのだそうです。

田んぼの中にある工房へ

ブラットワンギ工房

田んぼの周りはヤシの木で囲まれ、のどかな雰囲気の中にブラットワンギ社の工房があります。田んぼの中に見える白い建物を目指してください

ココナッツ石鹸を製造している工房は、ウブドのプリアタンという地域の、車は入れない田んぼのあぜ道を進んだところにあります。車道から看板を頼りに、坂道を徒歩で上がり少し進むと見えてくる白い屋根の家が、工房です。

ショールーム

工房の中に入ると、アロマの香りが漂っています

アロマの香り漂う工房の1階では、現地スタッフの女性達が石鹸を切ったり、包んだりしています。アポなしでも心よく迎えてくれて、2階に案内してくれます。2階では、出来上がった石鹸を乾かす棚が整然と並び、その空間の一つがサンプル展示と即売のスペースになっています。

ココナッツ石鹸はバニラ、ペパーミント、フランジパニ、オレンジヨーグルトなど、たくさんの種類があって迷うほど! 工房で販売されるココナツ石鹸は一つが日本円で約150~200円くらい(2015年5月現在の価格)。

 

ブラットワンギ社の石鹸ができるまで

石鹸の由来

工房には見た目にも美しいココナッツ石鹸の見本が並びます

1994年にバリの男性と結婚し、バリ島に住むようになったマサコさん。家の周りのココナッツの木を見て、子供の頃に漠然と憧れていた「南の島のココナッツ石鹸」がここでなら作れると思ったのが、石鹸作りのきっかけだそう。

1990年代のバリ島にはまだココナッツ石鹸はなかったそうです。日本でも手作りの石鹸についての文献は少なく、石鹸作りや香料などに関するアメリカやイギリスの本を20冊ほど取り寄せて、石鹸を作ることに。夢を実現させてしまったパワーがすごいです。

ブラットワンギ社の石鹸はバリ島での購入の他、日本では南青山の落合恵子さんのお店クレヨンハウス、渋谷の表参道パッチフラワーの店、渋谷ロフト、南青山の花梨スタジオなどで売られています。日本人がバリ島で生みだした石鹸が、日本でいろんな方に使われて重宝しているのを想像するだけで、嬉しくなりますね。

マサコさん自身、最初は自分で使うことが目的で、販売は考えていなかったとか。口コミであっという間に評判が広まり、商品化に至りました。バリ島のサクセスストーリーですね。

<DATA>
■CV.BURAT WANGI(ブラットワンギ)
住所:Geriya Abian, Br.Ambengan, Peliatan, Ubud, Gianyar, Bali
TEL:0361-974-125
営業時間:8:00~12:00/13:00~17:00
休業日:日曜日、祝日、バリ・ヒンドゥーの祭日
(※情報は2015年5月現在)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。