肉好きが多数派のブラジリアンのご馳走、シュハスコ
炭火でじっくりと焼いた肉は格別のおいしさ。焼ける匂いもたまらない
窯で炭火をおこし、肉やソーセージなどを焼いて食べる料理がシュハスコ(churrasco)です。ブラジルではお寿司が流行ってはいますが、生魚を食べられる人はまだまだ少ないのが実情で、お肉、特に牛肉を好む人が多数派です。シュハスコ料理を出すレストランをシュハスカリアといいます。長い金属製の串に刺して焼いた肉を、テーブルで取り分けてくれる豪快なものです。また、ほとんどの一軒家や、時にはマンションのベランダにもシュハスコをするための窯がついています。スーパーマーケットにもシュハスコ用の炭が大袋で売られています。休日に家族や友人が集まってするシュハスコはブラジルの娯楽のひとつといえます。日本でもブラジル料理としてシュハスコ(シュラスコと日本語風に発音していることが多いです)を出すレストランがありますので、日本にいながらブラジル気分を味わうことも可能ですね。お肉もいいですが、焼いたチーズも美味ですよ。
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