ブラジル/ブラジルのグルメ・レストラン

バラエティ豊かな ブラジルの料理(4ページ目)

ブラジルの料理と言われても、ぱっと思いつかないかもしれません。日本よりも広い国土、そして様々な起源の国民を抱えるだけに、料理もバラエティも豊かです。ブラジルの食文化のほんの一部ですが、みなさんに紹介します。

執筆者:今井 紀子


ブラジルの飲み物といえば…

comida13

ブラジルの国民的清涼飲料といえばガラナ。近年の健康ブームで、砂糖不使用の製品も人気だ
 

comida14

日本では北海道限定で国産のものが販売されてる。ブラジル産のものはブラジル料理食材店などで手に入るようだ

ブラジルを代表する清涼飲料はガラナ(guaraná)です。発音を「グゥアラナ」としたほうが通じます。コーラとジンジャーエールの間のような飲み物なのですが、そもそもガラナは「実」の名前で、この飲料にはガラナの実の粉末が入っています。アマゾン川流域原産の赤い実で、カフェインやカテキンが含まれ、滋養強壮や疲労回復に効果があると言われています。ガラナの実には、苦味や渋味がありますが、飲料はそれが取り除かれていて爽やかで飲みやすいです。

また、ガイドが初めてブラジルを旅行した際、そのおいしさに感動したのがフルーツジュースです。果物をその場で絞って出してくれるジュースをスーコジナトゥラウ(suco de natural)と言います。お店によって置いてある果物の品揃えに差がありますが、オレンジジュース(suco de laranja、スーコジラランジャ)、レモネード(limonada suíça、リモナーダスイッサ)はたいていメニューにあります。しかし最近、缶入りのジュースしか出さないレストランも増えてきました。国が豊かになってきて、既製のジュースが手に入れやすくなってきた影響かもしれません。オレンジジュースを一杯作るのにオレンジが2~3個いりますから、在庫を持つなら、生の果物よりも賞味期限の長い缶入り飲料を選択する人が増えてきたのでしょう。そして、忘れてはいけないのがお酒。ブラジルのアルコールといえば、カシャーサ(cachaca)。そしてビール(cerveja、セルベージャ)です。これらについてはガイドの記事「ブラジルのお土産」で紹介しています。ぜひ、そちらをご覧ください。

次のページでは手軽さが人気のスナックを紹介します
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます