地域によって異なる電圧

ブラジルは、地域によって電圧が異なります。リオデジャネイロやサンパウロは110Vといわれますが、首都のブラジリアになると220Vです。複数都市をご旅行する方は要注意です。ブラジル観光省が発表する、主な都市の電圧は以下の通りです。

■110V地域
サンパウロ(サンパウロ州)
リオデジャネイロ(リオデジャネイロ州)
ベロオリゾンテ(ミナスジェライス州)
カンポグランデ(マトグロッソドスール州)
クリチバ(パラナ州)
イグアス(パラナ州)
ポルトアレグレ(リオグランデドスール州)
サルヴァドール(バイア州)
マナウス(アマゾナス州)
ベレン(パラー州)

■220V地域
ブラジリア(連邦直轄区)
レシフェ(ペルナンブッコ州)
マセイオ(アラゴアス州)
ナタール(リオグランデドノルテ州)  
フォルタレーザ(セアラ州)
サンルイス(マラニョン州)
フロリアノポリス(サンタカタリーナ州)

大別すればこの通りですが、驚くべきことに、ブラジル政府によれば、110V地域には実は115Vと127Vの地域も含まれているそうなのです。・・・が、一般的には110Vや115Vと表示された電化製品が使用されているという腑に落ちない事実があります。より電圧の低い日本の100V対応製品はそのまま使うと故障のリスクが多少あるようですので気をつけましょう。

また、宿泊施設によっては同じ部屋に、110Vと220Vが混在していることもあります。その場合、コンセントの近くに電圧数の印が貼られているので、確認してみて下さい。

具体的にはどんな電化製品が要注意?

最近の小型の電化製品・電子機器は全世界対応モデルになっていることが多く、例えば、デジカメや携帯電話、パソコンなどは、100~240V対応のことがほとんどです。充電器やACアダプターに書かれている表示をご確認くださいね。
INPUTのボルト数を確認してみて

INPUTのボルト数を確認してみて

要注意なのは、ドライヤー。ドライヤーが旅に欠かせない女性もいると思いますが、国内対応のみの場合がほとんどです。220V地域に旅行する場合、海外対応の製品を用意する方が安心。ただし、多少の電圧の差によって、熱風が弱すぎたり、強すぎる事態も起こり得ます。基本的には、ホテルに設置された(ないこともありますが……)現地のドライヤーを使う方が安全でしょう。ちなみに、ドライヤーのように消費電力が高い電化製品の場合、変圧器はドライヤー本体より重くて値段もお高くなることがありますのであまりおすすめしません。また、電動シェーバーも100Vのみ対応機種もあるので注意してください。

電気・電圧に関するその他の注意事項

もともと、ブラジルは電圧が一定していないことも多く、特に精密機器を使用するときはそれなりに注意が必要です。雷、大雨の日はついホテルに籠ってしまうかもしれませんが、そんな時のパソコン使用は要注意です。電源コードをコンセントから外し、しばらく充電機能に頼りましょう。

また、大都市であっても、時々、停電が起こります。高級ホテルであれば自家発電によって対応されますが、部屋が突然真っ暗になる事態もなきにしもあらず。短い旅行中では珍しいと思いますが、仮に停電になっても慌てることなく、復旧を待ちましょう。

プラグの形

丸い二つ穴のCタイプ

丸い二つ穴のCタイプ

コンセントプラグは、丸い二つ穴のCタイプが主流ですが、日本と同じAタイプと2種対応になっているコンセントも多いです。旅行の際は、念のため、Cタイププラグを1つ、2つ持っていくと安心です。
AタイプとCタイプの2種対応コンセント

AタイプとCタイプの2種対応コンセント

普及しつつあるNタイプ

普及しつつあるNタイプ


ブラジル国家度量衡・規格・工業品質院 (INMETRO)は、2011年7月1日から3つ穴タイプ(Nタイプ)を国の基準として、その他の形のコンセントを新たに設置することを禁止しました。全国で徐々に移行が進んでいますが、Cタイプのプラグで対応可能です。




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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。