繰上返済は借入期間と住宅ローン控除に注意しましょう
わがやの家族構成は夫婦とペットです。収入は主人の給与(一般的なサラリーマンの収入)と私のパートの給与からです。購入した物件は都心の分譲マンションで、いわゆる、DINKSのため都心の狭いマンションです。価格は相場よりかなり低価格な物件を探しオプションをつけないで購入しました。
借りた住宅ローンは借入額は2000万で、借り入れ直後に繰上げ返済を800万したため、実質1200万でした。借入期間は15年、固定金利 0.775%です。繰り上げ返済で目標を3年に設定し、現在実施した繰上返済は、初回の800万のみです。
繰上返済時の費用がかからない借入プランを選択したため、生活費を除いた金額を、毎月ごとに、繰上返済をする計画をしておりました。ところが、繰上返済を多くしするぎると、借入期間が10年を切ってしまい、所得税の住宅ローン控除をうけることができなくなる事態が発生しました。したがって、今年と来年は繰上返済せずに、繰上返済資金貯蓄をしております。理由は、ローン控除が、1%なのに対し、金利が0.775%ですので、ローン控除を受けた方が得だからです。
繰り上げ返済資金の作り方
我が家では新築マンションを購入した際、家具などの買い替えを予定しておりましたが、すべて今まで使っていたものをカバーを変えたり、塗り替えたりして、新居に合うデザインに変更したため、その分で浮いた予算をすべて繰上返済に回しました。またオプションをたくさん頼んでしまう傾向の方が多いようですが、一切頼みませんでした。あと広い一自宅から、狭いマンションへの転居のため、断捨離を家中のすべてのもので、実践しました。数百点もの家財をオークションで売却したところ、2百万円ぐらいになりました。小さいころから集めていたおもちゃ、CD、本、家電、服、家具、ブランド品などです。1点にすると、数百円から数万円と、金額的には多くないのですが、家中のものを見直し、最低限必要なもの以外、すべて売却しました。
また繰上返済を多くしローンの期間を短く設定しすぎると、ローン控除が受けれなくなることに注意しましょう。