細麺に炒り卵がまぶされたローマのカルボナーラ
カルボナーラといえば生クリームと卵、チーズで作られたトロリとしたソースに胡椒がアクセントを加えるパスタ。ところが、ローマで出会ったカルボナーラはそのイメージを全く覆すものでした。テヴェレ川の南、ローマの下町エリアとして知られているトラステベレ地区は安くて美味しいお店が集まっている穴場ポイント。
例のカルボナーラには、その中の一つ「カルロ・メンタ」にて出会うことができます。
実は、イタリアに旅立つ前、知人より「ローマに行ったらカルボナーラを食べてみて」といわれたのですが、正直カルボナーラが得意でなかった私はあまり乗り気ではありませんでした。
だから、メニューの中にそれを見つけた時も「まあせっかく来たんだし」くらいの感じで注文。
ところが、目の前に運ばれてきたパスタを見てびっくり。明らかにオイルベースの細麺に炒り卵のようなものがまぶさっていたのです。
もちろん味は抜群!!ほどよくさっぱりとした味わいに卵の甘さと胡椒の辛さが相まって絶妙な味わいを作り出しています。
お値段もパスタが5ユーロ、サラダやサービス料を合わせても一人12ユーロ程度(ランチ)と、ローマ中心街のレストランよりもリーズナブルです。
意外と美味しいものと出会うのが難しいローマでは、とても貴重なお店ではないでしょうか。
■CARLO MENTA(カルロメンタ)
住所:Via della Lungaretta, 101 00153 Roma
tel:06.58.03.733
営業時間:月~木 12:00~23:30/金~日 12:00~0:00
定休日:なし
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