ランチ/銀座・東京・日本橋・新橋のランチ

銀座 蕎麦 『流石 本店』 繊細で腰のある十割蕎麦

銀座で映画館や美術館、骨董、観劇などに行かれたあと、心のこもった美味しいお蕎麦はいかがですか。

執筆者:西 理恵

銀座 『流石 本店』 喉越し繊細で腰のある細打ち十割蕎麦

流石 本店は、つなぎを使わず水だけで打つ喉越し繊細で腰のある細打ち十割蕎麦をいただけるお店。店名の由来は、修善寺・朴念仁の石井さんのお弟子さんがそばを打っているので、石井さんの流れという言葉遊びで名付けられました。映画館や美術館、骨董、観劇など大人として行くべき場所に行かれたついでに気軽に入れるお蕎麦屋さんを作りたいという思いから銀座に店舗をかまえていらっしゃいます。
流石 本店です

流石 本店

2階に上がります

2階に上がります

中に入ります

中に入ります

間接照明を使用した店内は落ち着きます

間接照明を使用した店内

お店に関してオーナーの藤田千秋さんからお話を伺います。流石では、食器は作家さんのものを多く揃え、お店で出す食材は、全国の信頼している生産者の方から無農薬・無添加のものを使用。たとえば、気に入った京都のお酢屋さんは、半年待ちで購入するというほど、良いと思ったものにはまっすぐ愛する気持ちを持って追求されています。この貴重なお酢は、洗った瓶を持っていかないとわけてもらえないという価値あるお酢で、酢味噌和えや酢の物を作り、お酢が苦手なお客様からもとても評判が良いとのこと。まずは、素材が第一で、素材の声を聞いて普通のことを普通にしていれば、美味しいものが自然と出来るとおっしゃいます。

蕎麦の粉は、製粉会社から今一番のそばの実だけを仕入れ、お店で製粉しています。お蕎麦をいつも同じように作るのは大変なのでは……とお伺いしますと、お寿司屋さんが酢飯を作るのと一緒で、プロは「あたりまえ」のことを「あたりまえ」としてしているので、お客様に出すお蕎麦をいつも打てるのは「あたりまえ」であるとおっしゃいます。

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