大リーグにも年金制度がある!
松井選手が大リーグにこだわったのは、この10年という年金加入年数だという噂がある(松井選手の在籍期間は9年)が、10年は満額もらえるかどうか?ということでしかない
松井選手をはじめ大リーグの選手にも、我々と同じく「老後」の生活があります。そうすると気になるのは、私の領域でもある「年金」です。大リーガーの年俸は桁違いに多いので、老後も悠々自適なのでは? と思ったりもしますが、大リーグにもちゃんとした年金制度が存在するのです。
選手が組織する組合が権利を勝ち取ったようです。引退後の生活を心配する気持ちは同じなんでしょうね。
ちなみに、大リーグの年金制度はさすが「メジャー」といった内容となっています。松井選手についても、毎年1000万円を超える額を受け取るともいわれています。
日本の公的年金制度との根本的な違いとは?
さて、大リーグの年金制度は日本の公的年金制度(国民年金や厚生年金)と比べると、根本的な違いがいくつか存在します。・本人が保険料を払う必要がない
日本の公的年金制度は、本人が保険料(国民年金保険料や厚生年金保険料)を支払うことになりますが、大リーグの年金制度は本人の保険料負担はありません。
・加入期間が10年で打ち止めになる
日本の公的年金制度は、国民年金は20歳から59歳まで、厚生年金は会社員の期間(上限70歳)が加入期間ですが、大リーグの年金制度は大リーグの在籍年数が10年を超えても10年で満了することになります。
・受給開始は45歳から可能
日本の公的年金制度の受給開始年齢は、原則65歳(現在、厚生年金は60歳から支給されている)ですが、大リーグは自分で選ぶことができ、45歳から受け取ることが可能です。引退(リタイア)が早いので、早く受け取れるように配慮しているのでしょうか。
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