保育士資格の将来は?名称や扱いはどう変わる?

このように、国は今、子ども・子育てシステムの一元化を目指している真っ最中です。
厚労省・文科省という二元体制をやめて、一元にしましょう、ということです。
ではどちらが受け持つの?となると、お互いに専門分野があり、どちらになっても足りない部分が出てくることなどから、当面は内閣府が受け持つことになりました。

こうなると、保育士資格・幼稚園教諭免許は、これからどうなるの?というところが、とても気になりますね。

2012年8月に可決された『子ども・子育て関連3法案』では、一元化された新しい施設は『幼保連携型認定こども園』と呼ばれ、その中心職員は『保育教諭』となります。
この『保育教諭』は、保育士・幼稚園教諭の両方の資格・免許を有していることを原則としています。
この法案は、2015年に施行されることになっています。

しかし、日本全国の保育所・幼稚園が、ある日突然に『こども園』となって、保育所・幼稚園が無くなってしまう、というわけではありません。
現行の園や施設をどのように変えていくかについては、様々な方法が設けられています。

ですから、職員の資格についても同様に、様々な経過措置があります。
今、保育士試験の受験を検討している方は、たいへん気になるところですよね。
資格を取得して保育所に就職する、というこれまでの流れは当面は変わらないと思われます。
ただ、施設によって、両方の資格・免許を持っている人は待遇面で優遇されるとか、働きながら、もう一方の資格・免許の取得を促されるとか、そういうことは出てくると思います。

いずれにしても、これから大きく変わろうとしている時期であることを、よく知っておいて、関連ニュースには注目していきましょう。

参考: 内閣府HPより
子ども・子育て関連3法について』『子ども・子育て新システムの基本制度案要綱
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