戦後、精米規制があったなかでも高精白に取り組む
蔵のエントランスに続く見事な竹垣。初夏には青竹に変わる
石本酒造の歴史を見てみよう。
まさにご神木! きれいに苔むしたたぶのきが越乃寒梅の歴史を見守る
お蔵から数分の北山池。ヘラブナ釣りの人がゆっくり竿を下す。これからは桜がシーズン。
淡麗辛口、飲み飽きしない名酒。長年日本酒ファンに愛され、ときに需要と供給のバランスが崩れ、願わずもプレミアム価格がつけられる話題の銘柄。しかし、その本質はなににも惑わされず「妥協せずに品質本位」。この姿勢を頑なに生真面目に貫いてきた。めったに見ることができないお蔵にお邪魔し、幻ではない現実の姿を拝見してきた。
友田 晶子
日本酒・焼酎 ガイド
トータル飲料コンサルタント。ソムリエであり日本酒・焼酎きき酒師。アルコール飲料と食全般に携わる。キャリア30年の経験と女性らしい感性で愛好家・プロ向けに的確な情報を提供。日本料飲サービス向上研究会会長。藝術学舎・非常勤講師。著書多数。(一社)日本のSAKEとWINEを愛する女性の会(SAKE女の会)代表理事。
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まさにご神木! きれいに苔むしたたぶのきが越乃寒梅の歴史を見守る
お蔵から数分の北山池。ヘラブナ釣りの人がゆっくり竿を下す。これからは桜がシーズン。