フィンランドでも、やっぱりビール党強し!

フィンランドのビール

国産ビールメーカーは実にたくさんあり、滞在中に制覇するのはなかなか大変かも。また、同じ味の商品でも数種類の異なるアルコール度数のものが売られている

フィンランドで一番日常的に、大量に飲まれるアルコールといえば、やっぱりビール(Olut:オルット)。とくに至極の「ぷは~っ」は、なんといってもサウナを出た後の一杯! 国産ビールの種類はかなり豊富なので、ビール党の方にはぜひいろいろ飲み比べていただきたいですね。 総じて、日本のビールのような苦味のあるものはほとんどなく、甘めで香りの強いものが多いのが特色です。

なお、各ビールラベル下部に表示されたローマ数字やアルファベットは、同じ商品内でもアルコール度数が違うことを表していて、数字が大きくなるほど度数が上がることを意味します(ラベルにはちゃんと具体的な度数値も書かれています)。スーパーで買えるのはレベル3(4.5パーセント程度)まで。それ以上の強めのビールは、酒専門店でないと買えません(詳しくは、お酒販売のルールを参照)。

ビールのダース入りケース

その横に長い見た目から、マウラコイラ(ダックスフンドの意)と呼ばれたりもするビール瓶のダース入りケース

また、フィンランドビールは各サイズの缶ビールのほか、瓶では330ミリリットル入りの、どこでも手軽にラッパ飲みできる小瓶で売られるのが普通です。日本のような大瓶・中瓶が存在しない分、市民はいつも6~12本入りをさっと箱買いしていきます。お店によっては、同じ商品でも常温ストックされているほうが若干安く売られます。

空になった瓶や缶は、後日スーパーマーケットのリサイクルマシーンに戻せばわずかながらお金が手元に戻ってくるという、合理的なシステム。大人数で酒盛りをする場合、まとめてリサイクルすれば結構な金額が戻ってくることも。詳しくはフィンランドの基本情報ページを参照ください。

バーのビール

バーで出されるビールは、常温保管されていた取っ手なしのグラスに注がれることがほとんど。あまり泡を立たせないのも特徴

ところで、日本人のあいだでは冷え具合やキレなどにもこだわりが発揮されるビールですが、フィンランドのレストランやバーで提供されるビールがキンキンに冷えているということはめったにありません。

グラスも、さっきまで常温保管されていたものにサッと注がれることがほとんどなので、その点はがっかりなさらぬように。取っ手のついたジョッキをほとんど見かけないのも、ビール温度にこだわらないお国柄の現れなのかもしれません。

また、フィンランドのバーはあくまで飲酒専門。つまみになる食べ物はナッツとオリーブくらいしか置いていないところが多いので、日本の居酒屋のように食べて呑んで……を楽しみたいなら、まずはレストランに向かいましょう。

■参照記事「これを飲まずに帰れない!フィンランドの有名ビール

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