BMWのオープンカーならではの爽快感ある走り
オープン化に伴うボディ補強などで、同じエンジン&ミッションを搭載するハッチバックの120iと比較して、140kg重くなっているカブリオレ。iDriveナビ装備車は、エアコンにカブリオレ・モードを装備され、環境の変化に対応。カブリオレ・モードに設定するとオープン時に外気温、日光の照射量、車速などに応じて温度や風量が調整されます
そのため加速が格段すごいということはありませんが、とはいえBMWらしいハンドリングの楽しさは健在。風や風景を楽しむというカブリオレの性格を考えれば、十二分の爽快感があります。
ソフトトップの開閉は約22秒。40km/h以下なら開閉可能で、50km/hまで作動し続けますからドライブ中の急な雨にも瞬時に対応できます。
プレミアムコンパクトと名乗る以上、安全性の高さも欠かせません。フロントウインドウのフレームは転倒時にはロールオーバー・バーとしての役割を果たすために補強され、さらにAピラーの根元も強化されています。
フロントシートに内蔵されるヘッド/サイド・エアバッグは専用開発されたもの。側面からの衝突を感知すると、腰から頭部に掛けて展開し、乗員の上半身および頭部を側面の衝突から保護します
またボディの傾きやタイヤと路面の接地などの異常を感知すると、即座に後席のヘッドレストからロールオーバー・バーが飛び出します。運転席と助手席は電動パワーシートが標準装備。オーディオはステアリング上で操作することも可能なほか、AUX端子付きなのでiPhoneなどの音楽を楽しむことができます。そのほか横滑り防止装置のDSC、レインセンサーなども標準で装備されます。
乗れば楽しい、しかも快適、そして希少。それがおいしくなっているのですから、見逃す手はありません。豪快な走りを求めるなら、3Lターボを積むクーペの135iなど他の車種をオススメしますが、BMWのオープンカーならではの爽快感ある走りはこの車で十二分に楽しめます。
もうすぐオープンカーが楽しい春がやってきます。その前に貴重なコンパクトFRオープンカーを手に入れておきませんか?
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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