冬の下駄箱はブーツ中心の収納に切り替える(2ページ目)

下駄箱が狭すぎるならタタキで解決

住まいによっては、棚板が固定されていて動かせないこともあります。そんなときには、ロングブーツを横に寝かせて対応するしかありません。ロングブーツ1足のために棚板1段をつぶすのは惜しいですが、やむを得ないことです。その場合には、そこにしまってあった季節外の靴を、クローゼットや押し入れといった場所に移動させることになるのですが、それも難しいという場合もあることでしょう。

そうなると最後の手段として、玄関のタタキを使うしかありません。とは言えタタキの広さにも限界があります。なるべく場所をとらずに並べておけるように、市販の道具を使うと便利。一つはブーツ用のスタンドで、ブーツを上下交互にセットして倒れないように立てておきます。もう一つは、ブーツを挟んで吊るしておく道具を使うことです。玄関の壁にフックを付けるか、床と天井に突っ張るタイプのメッシュパネルをセットして、そこに吊り下げます。これなら玄関が狭くてもブーツを出してくことが可能です。

ブーツは箱収納で

暖かくなってきたら、まずは足元から春に切り替える。これはファッション誌だけのフレーズではなく、実際のこところ身に付ける色が明るく軽やかになれば、靴も替えてみたくなるものです。そんな時期がやってきたら、下駄箱も冬仕様から春夏使用に戻します。

その時に困るのは、ブーツのしまい方です。棚板の上に横に寝かせておくとしても、その1段ぶんだけ収納力が落ちるので、春夏の靴の数と照らし合わせて収納量を計算しなければなりません。下駄箱はオンシーズンの靴を優先に収納したいので、場所をとるブーツははじき出されて、他の場所で保管することになります。

その時には専用のケースが必要です。買った時の箱を利用するのが簡単なやり方ですが、すでに処分している人もいるかもしれません。紙袋に入れるというのも手軽な方法ですが、それでは収まりが悪いので新たにブーツ用の箱を買いましょう。箱に入れることで、立てたり積み重ねたりできるので、収納場所の事情に合わせやすくなります。来シーズンもまた愛用したいブーツのためなら、収納にもちゃんと気を配ってあげましょう。

下駄箱を片付けたくなりましたか？冬仕様に切り替えるなら、靴の整理も忘れないようにお願いします。