フィリピンでの両替は?
両替は空港内の銀行、ホテル、町の両替所などで行っています。交換レートがよいのは町の両替所ですが、ごまかされることもあるため注意が必要です。予め相場をチェックしてから両替に出かけましょう。
マニラのビジネス中心部マカティ市内には、交換レートがとてもよい場所があります。ショッピングモール「グリーンベルト1」内にある両替所で、ウエスタンユニオンの看板が目印です。入り口からほど近いため、グリーンベルトに行く予定のある人は訪れてみるとよいかも。手数料が安いことと、日本人の利用者が多いため、比較的いつでも日本円があるというのがポイント。
地方の両替所に行くと、日本円を切らしているということもあるため注意が必要です。フィリピンで一番高額な紙幣は1000ペソ(約2000円)、日本の1円に相当するのは25センタボスと5センタボス(一番価値が低く、使い道があまりない)。
電圧とコンセントの形は?
フィリピンの電圧は220ボルト、周波数は60ヘルツ。コンセントの形状は多くの場合、日本と同じです。このため、うっかり日本の家電製品をそのまま繋いでしまうことも。日本の電圧は100ボルトとなっており、繋ぐとショートしてしまう家電もあるため注意が必要です。パソコンやデジカメの充電は基本的にOK。でも、まずは電圧表記をしっかり確かめてからにしましょう。
日本食は食べられる?
リトル東京の風景。昼間はセットランチを提供している店も多い
海外旅行中に恋しくなる日本食。首都マニラには、和食料理店が軒を連ねる「リトル東京」と呼ばれる場所があります。
ちゃんこ鍋が有名な「関取」、見た目にも美しい和食が味わえる居酒屋風レストラン「瀬里奈」、定食やお弁当がリーズナブルな価格で食べられる「Yamazaki」(日本食材店も併設)、お好み焼き店などがあります。リトル東京界隈にも日本料理店がいっぱい。
また、リトル東京からは少し離れますが、つけ麺に定評のある「三ツ矢堂製麺」、洋食屋「マ・メゾン」、居酒屋チェーン「ワタミ」、とんかつ武信分店監修のとんかつ専門店「Yabu」など日本から上陸の新店舗も続々オープンしています(2012年現在)。日本食がいつでも味わえると思うと、なんだかホッとしませんか?
B級日本食なら、ファーストフードチェーン店「Tokyo Tokyo」、「Karate Kid」、「Teriyaki Boy」などショッピングモール内のお店をチェック。味は和食とはかけ離れているけれど、話のタネにはもってこい。学生さんにはフードコートでたまに見かける「Okuya」がおすすめ。安くてボリュームたっぷりで、味もグッド! 野菜天ぷら定食は75ペソ(約150円)、定食は100ペソ程度(約200円)という驚きの価格。お味噌汁も天ぷらも、立派な日本の味です。
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