フィリピン/フィリピン基本情報

フィリピン基本情報(3ページ目)

7107の島々から成る群島国家フィリピン。セブ島やボラカイ島といったリゾート地でゆったり寛ぐのも、ショッピングにアフタヌーンティー、ナイトライフでマニラを遊び尽くすのも、フィエスタと呼ばれるお祭りを目指して地方都市で盛り上がるのもよいでしょう。旅行の前に知っておくと便利な12の情報をピックアップ。

執筆者:鈴木 香穂里


フィリピンでの両替は?

両替は空港内の銀行、ホテル、町の両替所などで行っています。交換レートがよいのは町の両替所ですが、ごまかされることもあるため注意が必要です。予め相場をチェックしてから両替に出かけましょう。

マニラのビジネス中心部マカティ市内には、交換レートがとてもよい場所があります。ショッピングモール「グリーンベルト1」内にある両替所で、ウエスタンユニオンの看板が目印です。入り口からほど近いため、グリーンベルトに行く予定のある人は訪れてみるとよいかも。手数料が安いことと、日本人の利用者が多いため、比較的いつでも日本円があるというのがポイント。

地方の両替所に行くと、日本円を切らしているということもあるため注意が必要です。フィリピンで一番高額な紙幣は1000ペソ(約2000円)、日本の1円に相当するのは25センタボスと5センタボス(一番価値が低く、使い道があまりない)。

電圧とコンセントの形は?

フィリピンの電圧は220ボルト、周波数は60ヘルツ。コンセントの形状は多くの場合、日本と同じです。このため、うっかり日本の家電製品をそのまま繋いでしまうことも。日本の電圧は100ボルトとなっており、繋ぐとショートしてしまう家電もあるため注意が必要です。パソコンやデジカメの充電は基本的にOK。でも、まずは電圧表記をしっかり確かめてからにしましょう。

日本食は食べられる?

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リトル東京の風景。昼間はセットランチを提供している店も多い

海外旅行中に恋しくなる日本食。首都マニラには、和食料理店が軒を連ねる「リトル東京」と呼ばれる場所があります。

ちゃんこ鍋が有名な「関取」、見た目にも美しい和食が味わえる居酒屋風レストラン「瀬里奈」、定食やお弁当がリーズナブルな価格で食べられる「Yamazaki」(日本食材店も併設)、お好み焼き店などがあります。リトル東京界隈にも日本料理店がいっぱい。

また、リトル東京からは少し離れますが、つけ麺に定評のある「三ツ矢堂製麺」、洋食屋「マ・メゾン」、居酒屋チェーン「ワタミ」、とんかつ武信分店監修のとんかつ専門店「Yabu」など日本から上陸の新店舗も続々オープンしています(2012年現在)。日本食がいつでも味わえると思うと、なんだかホッとしませんか?

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似非日本料理。「Tokyo Tokyo」のYakisobaですが、どう見ても焼うどん

B級日本食なら、ファーストフードチェーン店「Tokyo Tokyo」、「Karate Kid」、「Teriyaki Boy」などショッピングモール内のお店をチェック。味は和食とはかけ離れているけれど、話のタネにはもってこい。学生さんにはフードコートでたまに見かける「Okuya」がおすすめ。安くてボリュームたっぷりで、味もグッド! 野菜天ぷら定食は75ペソ(約150円)、定食は100ペソ程度(約200円)という驚きの価格。お味噌汁も天ぷらも、立派な日本の味です。
 
次のページでは、チップの習慣や金額の目安、気になる治安などをまとめました。

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