フィリピン/フィリピン基本情報

フィリピン基本情報

7107の島々から成る群島国家フィリピン。セブ島やボラカイ島といったリゾート地でゆったり寛ぐのも、ショッピングにアフタヌーンティー、ナイトライフでマニラを遊び尽くすのも、フィエスタと呼ばれるお祭りを目指して地方都市で盛り上がるのもよいでしょう。旅行の前に知っておくと便利な12の情報をピックアップ。

執筆者:鈴木 香穂里

フィリピンの気候は?

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スペイン統治時代の面影が残る「ビガン歴史地区」。夏場はビーチリゾートへ、雨期のシーズンには歴史散策を楽しむのも◎

年間の平均気温は26~27度と暖かいトロピカルな亜熱帯気候です。雨季は6~11月、乾季は12~5月ですが、近頃は雨季と乾季の境目があいまいという声も。

服装は基本的に夏物でOK。とはいえ、ショッピングモールやホテル内は冷房がきいているため、半袖では寒いと感じることもあるかもしれません。カーディガンやストールなど羽織るものを用意しておくとよいでしょう。また、11・12月頃は肌寒く感じる日もあります。

フィリピンのベストシーズンは?

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シヌログ・フェスティバル2013年の様子 撮影:Miguel Macaalay

ベストシーズンはなんといっても夏! フィリピンの夏は3~5月で、この時期はどこのビーチにも多くの人が訪れます。6~11月は雨期となるため、雨が降る日も多くなります。特に7~9月は台風が多く通過するため、注意が必要です。12~1月は涼しい日も多く、日本の初秋のような気候。海に入ると寒く感じる日もあるほどです。この時期は町歩きには最適な陽気。

また、フィリピンはフィエスタ(お祭り)も見所のひとつ。毎日どこかで行われているというフィエスタ、お目当てのお祭りに合わせて渡航するのもよいかもしれません。「微笑みの都市」と呼ばれるネグロス島の州都バコロドで毎年10月に行われるフィリピン最大級の「マスカラ・フェスティバル」、毎年1月にセブ島で催される10日間にも及ぶ「シヌログ・フェスティバル」などは豪華な衣装とパフォーマンスが魅力的。

フィリピンの物価は?

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2010年12月より新札が登場。写真は50ペソ札を除き旧札。どちらの紙幣も使用可能です

日本からの旅行だと、お得感を感じられるのがフィリピンの物価。とりわけ、タクシーは20分走行しても150ペソ(300円)程度。

お次は食事について。マクドナルドのコーヒーSサイズは25ペソ(約50円)、朝のバリューセットは50ペソ(約100円)など、日本の半額程度のものもありますが、食事はそれほど割安だと感じにくいかもしれません。例えばショッピングモール内のフードコートでの一食分だと100ペソ(約200円)程度ですが、同じモール内のレストランではビールやワインなどのお酒1杯と食事で500ペソ(約1000円)程度です。高級レストランともなると、日本で食事するのとあまり変わらない場合もあります。近隣の東南アジア諸国と比べ、日本食料理店での食事は比較的リーズナブル。

次のページでは、フィリピンでの交通手段、日本からフィリピンへのアクセス方法などをお伝えします。

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