また、海外旅行保険には加入できたとしても、戦争、外国の武力行使、革命などが起こった場合は免責条項に該当して、補償が受けられないというケースも多いです。
もしも、海外旅行保険に加入できない国に渡航するなら、身の安全の確保についてしっかり考え、事前に外務省の「海外安全ホームページ」などで、情報を確認しましょう。できれば、渡航自体をやめることも考えましょう。
海外渡航の目的による海外旅行保険加入の可否
損保会社にもよるのですが、海外渡航の目的が- 「観光」の場合のみ加入できる
- 「観光、留学、駐在」の場合に加入できる
海外での「居住」、「就職」などが目的での渡航の場合、海外旅行保険に加入できない場合が多いです。
■持病がある場合
損保会社ごとに異なりますが、
- 医師から投薬を受けている場合、加入できない
- 医師から投薬を受けている場合、保険期間を一定期間内に制限する
- 病気で1ヵ月以上入院したことがある場合、加入できない
ただし、インターネット契約はできない場合でも、窓口や代理店で対面の契約ならできるというケースもありますので、諦めずに加入できる保険を探しましょう。
■危険度の高いスポーツをする場合
例えばスカイダイビングや山岳登はんの中でも、ピッケル・アイゼン・ハンマーなどを等の登山用具を使用する場合、ハンググライダーへの搭乗など危険度の高いスポーツをする場合、海外旅行保険に加入できない場合や加入できても割増保険料を支払う必要がある場合も多いです。
なお、自動車の運転をする場合、渡航先の国によって加入の可否や運転中の事故が補償の対象となるか否かが異なりますので、事前に確認しましょう。