港区白金台アドレスに誕生する34階建てタワーマンション
プラチナ通りなど洗練された住宅街 高輪・品川が生活圏
ブティックやカフェ・レストランなどが建ち並ぶ「白金台プラチナ通り」の起点でもある港区白金台。瀟洒な邸宅が建ち並び都内有数の高級住宅街です。しかし住居系用途地域が多いこともあり、この10年のデータをみると白金台のマンション供給は港区の中でも少ないです。今、白金台で注目を集めているのが、34階建てタワーマンション「プラウドタワー白金台」です。1970年に建てられた「白金台マンション」などの建替え事業によって誕生する同マンション。総合設計制度を用い公開空地を設けることで34階のタワーを実現しました。
高輪台の駅を出ると、白金台二丁目アドレスに
駅から出て桜田通りの右手には、高輪エリアのタワーマンション群が見えてきます。高輪ザ・レジデンスやシティタワー高輪をはじめ、高輪はここ数年も多くのマンションが供給されています。一方左手側の白金台エリアは、住居系エリアが拡がるため高層建物の数が限られています。地上34階建て全188邸の規模は、建替え計画がまとまったことで実現に至っています。
現地敷地を訪ねると、同マンションが位置するあたりがちょうど高台になっており、西方面は下っていきます。敷地の裏側を歩くと路地に住宅が多く建ち並んでおり、住宅地としての歴史を感じます。同地区の学区域である港区立白金小学校は、明治9年の創立の伝統校で、創立136年目を迎えています。来場者の中には、同校の通学区域であることを評価する人も多いようです。
多面構成の特徴的な外観
高低差を活かした庭も魅力
五反田のマンションギャラリーを訪ねると人気の理由がわかります。まず特徴的な外観。建物模型を見るとワイドな窓面が多面で連なり存在感を強めています。法規制の中での既存マンションの建替事業ということもあり、タワーによくあるスクエアな外観と異なります。こうした形状は、独自性をもたらし建物の価値を高めるケースもあります。敷地のランドスケープは、桜田通りに接する東側と住宅街の拡がる西側の高低差を活かし、春夏秋冬の4つの庭を敷地に設けています。サクラが植えられた春の庭。ヤマボウシを配した夏の庭。キンモクセイとギンモクセイが並ぶ秋の庭。七実の木の建つ冬の庭。高低差のある4つのゾーンが四季を彩ります。
庭を眺めるラウンジをはじめ、ライブラリーや25階に設けたゲストルームなど、寛げる共用空間は、魅力的です。
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