一人暮らし/一人暮らしの引越し・初期費用

一人暮らしスタートまでのスケジュール早見表(2ページ目)

初めての一人暮らしをスタートするときに困るのが「いつから、何を、始めればいいの?」ということ。この時期の一人暮らしは進学や就職、転勤などが多く、あらかじめ余裕を持って部屋探しや引越をしている時間がない場合も多くあります。どのタイミングで何をすればいいのかを、一目でわかる早見表にまとめました。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド


部屋探し開始は?

部屋探し

何事も早めに進めておきたいところですが、部屋探しは早すぎも考えもの。いい部屋が見つかっても、自分の借りたいタイミングと合わないこともあります

いつから:入居希望日1ヵ月前
いつまで:入居希望日2週間前


一人暮らしが決まった。さぁ、部屋を探さなきゃ。でも、入居希望日が何ヵ月も先なら、まだ探しはじめても時間の無駄になることもあります。

入居申込書を提出してから、入居審査を経て契約に至るまでは約1~2週間かかり、契約をしたら、その日から家賃の支払いが発生します。お願いすれば契約日を遅らせてくれる場合もありますが、人気の部屋や繁忙期は一日でも早く借りてくれる人を優先することもあります。

「入居日の前から家賃を払ってもいい」というのであればいいですが、「できるだけ出費は抑えたい」というのであれば、入居希望日の何ヵ月も前から探すのは時間の無駄。すぐに希望の部屋が見つからないことを考えて、早めに始めるにしても1ヵ月程度前から、遅くとも入居希望日の2週間前を目安に部屋探しをスタートしましょう。

【check!】
賃貸契約を行うときには、自分だけでなく連帯保証人も収入等を証明する書類が必要となる場合があります。会社等に依頼して発行してもらわなければならないものもあり、入手までに時間がかかることもあります。部屋を決めたらすぐ不動産会社に必要書類を確認して、順次揃えていきましょう。「部屋が決まったら、すぐにでも引っ越さなければならない」「連帯保証人が遠方に住んでいる」といった場合は、以下を参考に事前に用意しておくと、よりスピーディな部屋探しができます。

○入居者の住民票
○入居者の収入証明(源泉徴収票・課税証明書・給与明細書など)
○保証人の印鑑証明書
○保証人の収入証明(源泉徴収票・課税証明書・給与明細書など) など……
※不動産会社によって必要書類は異なります。

【参考記事】
賃貸契約の流れと注意点を知ろう

部屋を決めたあと、住めるのは?

カギ

契約日が部屋のカギをもらえる日。引越と同時だと家賃の無駄がありませんが、難しい場合もあります。少なくとも引越の日よりも前に設定するようにしてください

いつから:入居申込後1~2週間後

入居申込書を提出後、大家さんによる入居審査を経て、賃貸契約をしますが、入居申込から契約まで一般的に1~2週間かかります。契約をしたら、部屋の鍵が渡されるので、そのあとからはその部屋に住むことができるようになります。

遠方からの部屋探しの場合、部屋探し、契約、引越、入居…と、その都度足を運ぶのは大変な上に、交通費等の費用もかさみます。不動産会社にも「できるだけ契約日と引越日、入居日を一緒にしたい」ということを伝えておくと、契約日等の相談に乗ってもらえるはずです。

次のページからは、引越業者への依頼や引越関連の手続のタイミングについてより詳しく解説します
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