損害保険/損害保険関連情報

どれがいい?! 火災保険料を比較する!(2ページ目)

住宅ローン契約時に、流れ作業的に契約しがちな火災保険。一定の補償を束ねたパッケージ商品が多いことから「火災保険はどれも同じ」と思っている方も多いようです。しかしながら、補償内容や保険期間の選び方により、私たちが負担する火災保険料は大きく変わってきます。加入する前に、試算や見積もりをして比較検討しましょう。

清水 香

執筆者:清水 香

火災保険の選び方ガイド

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火災保険の補償選びで、保険料に3倍近い差も!

では具体的に、保険料を試算してみましょう。

東京都にある新築の木造一戸建て(H構造)、保険金額2000万円の場合ですと、補償の選び方で合計保険料に3倍近い差が出ました。基本補償プラス風水害の「風水害あり」で2万1600円、これに地震保険をセットすると約5万円、さらにフルカバーにすると6万円強、といった具合です。
 

補償別undefined火災保険料の比較

補償別 火災保険料の比較


つまり、補償が手厚ければ手厚いほど、それに比例して保険料は高くなるということです。パッケージ型でもチョイス型いずれの場合であっても、ただお任せして契約さえしておくより、自分から、自らに合ったリーズナブルな保険を選べば、補償内容だけでなく保険料面でもメリットがあるということが言えそうです。

 

ネットで試算・見積もり、火災保険の比較・検討を

パソコンと女性

自分にぴったりな火災保険を選ぶには、試算・見積もりをしよう

火災保険は、めったに起はきないけれど、いったん起きると暮らしが立ち行かなくなるほど大きな災害を補償する保険です。つまり、家計が吹き飛ぶレベルのリスクをカバーするものですから、補償選びは慎重に行いたいものです。なにしろ保険料が安ければ、必要な補償がなくてもよいというはずはありませんし、わが家にとって優先順位の低い補償までばっちり付いて、しかも保険料が高かったらあまりメリットはありません。自らの必要なものを必要なだけ、それが誰にとっても理想でしょう。

そのためには、火災保険の補償内容を、ネットで試算したり、見積もりを取ったりして比較することが欠かせません。いざというときしっかり頼れて、さらに納得できる保険料なら、こんなに良いことはないでしょう。

ぜひ、そのワンステップを欠かさずに次回の火災保険の契約をしてみてください。


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