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新居の耐久消費財、何にどれくらいかける?(3ページ目)

住宅購入資金の相談をお受けしていると、「新居への引越し代や家具代も侮れないですよね」という話題がよく出ます。どれくらい新調するかにもよりますが、大体100万円くらい見積もる方が多いようです。実際、新しく住宅を購入した人は、何にどれくらいお金をかけているのでしょうか? 今回は、新居の家具等にかけるお金についてご紹介します。

平野 直子

執筆者:平野 直子

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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マイホーム購入後の暮らし、どこを節約する?

あれこれ欲しいけれど、暮らしぶりはあまり変えたくない……

あれこれ欲しいけれど、暮らしぶりはあまり変えたくない……

マイホームにもお金がかかり、家具などの耐久消費財にもお金がかかる……と、支出が増えるばかりですが、今後1年間の家庭の収入は「やや増える」と答えた人は18.4%、「変わらない」48.6%、「やや減る」21.8%となっています。

ちなみに、今後1年間のレジャーに当てる時間については、
増える:1.8%
やや増える:17.7%
変わらない:47.4%
やや減る:25.3%
減る:7.8%
(住宅金融支援機構「新規住宅取得者の耐久消費財購入実態」より)
という結果で、今よりも減るという人は、「3人に1人ほど」でした。

いったい、どこで節約をするのか、気になりますよね。

マイホーム取得で、生活費は減る? 増える?

前出の調査によると、今後の生活費について、次のグラフのような回答結果となりました。
住宅金融支援機構「新規住宅取得者の耐久消費財購入実態」をもとにガイド平野直子がグラフ作成。クリックすると拡大表示します。

住宅金融支援機構「新規住宅取得者の耐久消費財購入実態」をもとにガイド平野直子がグラフ作成。クリックすると拡大表示します。


どの項目も、全体的に50%前後の人が「変わらない」と答えている印象を受けました。特に「教育費」については、住宅取得後も減らさない傾向が強くなっています。一方、「被服費」や「交際費・こづかい」については、約3人に1人が減らしていることが分かりました。マイホーム取得後も、食費や教育費などは、できるだけ削りたくはない……、可能な範囲で節約をするとすれば、やはり「被服費」や「交際費・こづかい」、といったところでしょうか。

新居で差が出るのは光熱費!?

耐久消費財や今後の光熱費も含めて、長い目で予算を立てようね!

耐久消費財や今後の光熱費も含めて、長い目で予算を立てようね!

生活費の項目の中で、増えた人と減った人の割合がほぼ同じくらいだったのが、「光熱費・水道料」です。一般的に、マイホーム取得後、部屋数が増えたり広くなったりすると、光熱費は増えると言われていましたが、最近は、断熱効果が高い省エネ住宅や太陽光発電システムの導入によって、光熱費が減ったという人も増えています。ガイド平野のところに家計相談にいらっしゃる方の家計簿を拝見していても、「光熱費がかなり低め」の方は、太陽光発電を導入していたり、省エネ住宅に住んでいたりする傾向があります。

最近は、太陽光発電システムのようにエネルギーを創り(創エネ)、創ったエネルギーを蓄電池に貯め(蓄エネ)、省エネ家電とともに消費エネルギーを制御するシステム、スマートハウスにも注目が集まっています。快適で光熱費もお得、環境にも優しい暮らしができるなら、初めに多少お金がかかっても、かける価値があるかもしれません。

気に入った住まいで、安心して長く暮らせるために、住まいの資金計画の中に、耐久消費財のプランも組み込んでみましょう。

【関連リンク】
●消費税アップ、その前に住宅購入はお得?
●引越し準備、時間と費用いくらかける?
●夫 VS 妻~住まい選びの価値観の違い!
●住宅ローン、固定vs変動どっちを選んでる?
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