冬の軽井沢でおすすめの観光スポット
夏はもちろん、それ以外の季節も週末は大混雑するのが軽井沢。しかし、冬のオフシーズンは嘘のように空いていて、買い物やお茶などの観光が、軽井沢らしい落ち着いた高級感を伴って実現する、おすすめの季節です。
冬の軽井沢はショッピングも余裕で楽しめる!写真は新年の飾り付けをしたハルニレテラス
夏は駐車場に入る事も出来ない、15 の個性的なショップ・レストランが並ぶ人気スポットハルニレテラスや、アウトレットも楽しめるプリンスショッピングプラザも、冬は駐車場が閑散としている事が多く、気分良く買い物や食事が出来るのです。そうです。まさに「冬こそ軽井沢!」なのです。
特に外国人の避暑地として発展し、教会が多い軽井沢では、クリスマスや、バレンタインデーに向けたイルミネーションがおすすめ。軽井沢前や旧軽井沢でもイルミネーションはありますが、中軽井沢は臨時駐車場が完備しており、係員の誘導もあり、安心して訪れる事が出来ます。
イルミネーションを見物すると、体が冷えきってしまいますが、隣接する星野系のホテルブレストンコートに立ち寄ると優しく迎えて貰えますので、是非立ち寄りましょう。ついでにホテルの無料送迎バスを利用して、ハルニレテラスまで足を伸ばす事も出来ます。
冬の軽井沢でおすすめの温泉
軽井沢は、実は温泉地。星野系のトンボの湯や、プリンス系の千ヶ滝温泉など、湯の扱いも好ましい大規模施設が多いのです。しかし、人気も高いので落ち着いて入れない場合があるのも事実。折角、冬の閑散とした軽井沢を楽しんでいるのですから、温泉も穴場に行きたいものです。
塩壺温泉ホテルの大浴場。一部循環併用式ながら、湯船が巨大過ぎない為か、納得感を得られる湯が嬉しい
そこでおすすめなのが、塩壺温泉ホテルです。温泉も星野温泉からの引湯なので、同じ湯。冬のチェックイン時間前は閑散としていて、落ち着いた日帰り入浴が実現します。
湯は一部循環併用ですが、撹拌目的のようで、泉質は温泉好きも納得の湯。湯船を無駄に巨大化していない事が、湯の回転率を上げ、湯の良さに貢献しています。なお、私はここの露天風呂でリスを見かけました。みなさんも注意して観察してみて下さい。
万平ホテルで美食を満喫
万平ホテルのディナーは、伝統的な風情の中で、極めて現代的な料理を非常に美味しく頂けます。特にメインディッシュと、デザートの味には参りました。
万平ホテルのディナー(前菜)。クラシックホテルながら味は現代的で美味しく頂ける
さらに感動したのが、実は食後に行ったバー。歴史と伝統があるだけに、ホテル限定のオリジナルカクテルも種類が豊富。ブランデー・ベースの「オータムリーフ」は、甘さと酸味の他、各種風味が超絶妙に調和した味が素晴らしく、日本を訪れた世界中の賓客をもてなして来た歴史と伝統を、味覚を通して心の底から実感し、圧倒されました。
万平ホテルで滞在を満喫
万平ホテルといえば、ジョンレノン一家も愛用したという正面のアルプス館が真骨頂で、ジョンレノン愛用の128号室は、私が泊まった日も宿泊者が居ました。
憧れの万平ホテルで冬の軽井沢を満喫!
クラシックなアルプス館に憧れながらも、現代的な上質感も欲しいという欲張りな方におすすめなのが、一番新しいウスイ館にありながら、アルプス館の風情が再現されているクラシックタイプの部屋を指定して泊まる方法です。しかも、ネコ足のバスタブの客室は数も限定されていますが、空室があればリクエストに応じて貰えるので、希望は予約時に遠慮なく言ってみましょう。
写真ではクラシックタイプの良さが分り易い、仕切りの付いたリビングスペースを写していますが、この背後に、軽井沢の伝統的な宿には欠かせない、軽井沢彫りの重厚なタンスもちゃんとあります。大きなものではありませんが、その存在感は流石で、客室の印象の中心を占めるに違いありません。
冬の軽井沢観光 詳細情報
■軽井沢 万平ホテル住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
電話:0267-42-1234
アクセス:上信越自動車道碓氷軽井沢ICより車で約20分
地図:Googlemap
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