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Windows 8を堪能できる、ソニーのVAIO SVL24129CJB(2ページ目)

SONYからVAIO秋冬モデルが発表された。Windows 8への対応が最大のウリだ。VAIO L秋冬モデルには3モデルが用意され、CPUとタッチパネルの有無などが異なる。その中から、最上位機種のSVL24129CJBをレビューしたい。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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パソコン起動なしにテレビが見られる「スグつくTV」

テレビチューナーは、地デジ/BS/CSを各2基、さらにパソコンの起動なしにテレビが見られる「スグつくTV」専用の地デジチューナーを内蔵。地デジは計3番組の同時視聴/録画が可能となる。前モデル同様、外付けHDDを接続するための「Monitor専用USB端子」に外付けHDDを接続することで、「スグつくTV」からの番組録画ができる。

SVL24129CJB

本体下部のスピーカー。ウーファーもここに組み込まれている


音響性能は、パソコンとしては高出力の6Wx2。さらに8Wのサブウーファを備える。ソニー独自の音質補正技術と相まって、業界トップクラスの高音質だ。ただし、音を床面に反射させて響かせる方式なため、じゅうたんなど音を吸収してしまうものの上に置かないようにしたい(そういうユーザーは少ないだろうが)。

Windows 8のタッチ操作は快適

SVL24129CJB

Windows 8のModern UI。特徴的なタイル状アイコンが並ぶ


Windows 8は、タッチパネルに最適化されたOSだ。タイル状にアイコンが並ぶ「Modern UI」は、マウス操作でも慣れてしまえば快適なUIだが、本機のようにタッチパネルを採用したパソコンでこそ真価が発揮されると言えるだろう。

SVL24129CJBでは、標準では、起動直後に表示されるUIに登録されているアプリケーションはそう多くなく、殺風景な印象を与える。ただ、「VAIO Gate」をクリックすることで主要なソフトにアクセスできるので、そう困らないだろう。

SVL24129CJB

タッチ操作の反応は良好で、操作がもたつくことはない


タッチパネル画面の反応は実にスムーズで、Windows 8スタイルの操作にもたつきは一切ない。カタログ値では10点同時入力に対応しているとのこと。通常のユーザーの使い方ではそこまで必要はないのだが、Windows 8対応への意気込みを感じさせる。

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