実際の画像で100倍ズームの威力を見てみましょう
実際の画像を見てもらいましょう。まず、こちらがワイド端の24ミリ相当となる画像です。かなりのワイド対応となりますが、昨今ではさほど珍しくはないものではあります。
画像をクリックで実際の画像を表示します。
PowerShot SX50 HS ワイド端 24ミリ相当
そして、こちらが50倍ズームとなる1200ミリ相当の画像。
PowerShot SX50 HS 光学望遠端 1200ミリ相当
30倍以上のズームレンズを搭載したデジタルカメラは少なくありませんが、さすがに圧倒されます。かなり多くのデジタルカメラでワイド端、望遠端の撮影をこなしてきましたがレインボーブリッジがここまで拡大された覚えはちょっとありません。
さらに超解像技術を投入された100倍ズーム相当、2400ミリ相当の画像がこちらです。
PowerShot SX50 HS 光学望遠端+超解像度 2400ミリ相当
光学ズームと比べてもほとんど遜色がありません。一般的なデジタルズームとは異なり、画像の劣化が最小限度に抑えられています。
今回、実写画像のいくつかの画像はこの100倍ズームで撮影されていますので、劣化がどのていどであるかを見てみてください。
常に積極的に使うまではいかなくとも、1200ミリでは足りないというときには使ってもいい機能であると感じました。まあ、日常において1200ミリで足りないシーンというのはそうはないと思うのですが。
ただし、これだけのズーム倍率ともなるといくつか使い勝手に難しい部分が出てきます。
たとえばあまりにも拡大できてしまうために、ズーム中に被写体を見失うことがあります。あるいは1200ミリ相当ともなるとちょっとした手ぶれで被写体を見失ってしまうこともあるわけです。
次のページではこの高倍率ズームの使い勝手を大きく上げる、PowerShot SX50 HSの目玉ともいえるふたつの機能をご紹介します。