デジタルカメラ/おすすめデジタルカメラレビュー

光学50倍ズームレンズ搭載 PowerShot SX50 HSレビュー(2ページ目)

光学50倍で1200ミリ相当、超解像度技術で100倍、2400ミリ相当として撮影できるちょっと化け物じみたPowerShot SX50 HS。実は高倍率ズーム機にありがちな撮りにくさがありません。それには理由があるのです。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

実際の画像で100倍ズームの威力を見てみましょう

実際の画像を見てもらいましょう。
まず、こちらがワイド端の24ミリ相当となる画像です。かなりのワイド対応となりますが、昨今ではさほど珍しくはないものではあります。
画像をクリックで実際の画像を表示します。

PowerShot SX50 HS ワイド端

PowerShot SX50 HS ワイド端 24ミリ相当


そして、こちらが50倍ズームとなる1200ミリ相当の画像。

PowerShot SX50 HS 光学望遠端

PowerShot SX50 HS 光学望遠端 1200ミリ相当


30倍以上のズームレンズを搭載したデジタルカメラは少なくありませんが、さすがに圧倒されます。かなり多くのデジタルカメラでワイド端、望遠端の撮影をこなしてきましたがレインボーブリッジがここまで拡大された覚えはちょっとありません。

さらに超解像技術を投入された100倍ズーム相当、2400ミリ相当の画像がこちらです。

PowerShot SX50 HS 光学望遠端+超解像度技術

PowerShot SX50 HS 光学望遠端+超解像度 2400ミリ相当


光学ズームと比べてもほとんど遜色がありません。一般的なデジタルズームとは異なり、画像の劣化が最小限度に抑えられています。

今回、実写画像のいくつかの画像はこの100倍ズームで撮影されていますので、劣化がどのていどであるかを見てみてください。

常に積極的に使うまではいかなくとも、1200ミリでは足りないというときには使ってもいい機能であると感じました。まあ、日常において1200ミリで足りないシーンというのはそうはないと思うのですが。

ただし、これだけのズーム倍率ともなるといくつか使い勝手に難しい部分が出てきます。
たとえばあまりにも拡大できてしまうために、ズーム中に被写体を見失うことがあります。あるいは1200ミリ相当ともなるとちょっとした手ぶれで被写体を見失ってしまうこともあるわけです。

次のページではこの高倍率ズームの使い勝手を大きく上げる、PowerShot SX50 HSの目玉ともいえるふたつの機能をご紹介します。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます